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公式ドキュメント・公式発表などの一次情報を確認したうえで、株式会社Nexaが執筆・更新しています。AIツールの仕様や料金は変わることがあるため、導入判断の前に各公式サイトの最新情報もご確認ください。運営会社について
Claude CodeのMCPサーバーは、ターミナルで claude mcp add --transport http <名前> <URL> を実行して追加します。保存先は --scope で決まり、既定は自分だけが今のプロジェクトで使う local です。
- 接続方式: リモートはHTTP(公式の推奨)、自分のPCで動かすサーバーはstdio。SSEは公式ドキュメントで非推奨とされています
- スコープと保存先: local と user は
~/.claude.json、project はプロジェクト直下の.mcp.json(チーム共有用) - 確認と削除:
claude mcp list・claude mcp get <名前>・claude mcp remove <名前>、セッション内では/mcp
対象: Claude Code(ターミナル・デスクトップ)にMCPサーバーを追加・管理したい開発者、DX推進担当者
今日やること: claude mcp add で1つ追加し、claude mcp list で「Connected」を確認する
Claude CodeにMCPサーバーを追加するコマンドは claude mcp add です。リモートのサーバーなら、次の1行で登録できます。
# 基本形(リモートHTTPサーバー)
claude mcp add --transport http <名前> <URL>
# 公式ドキュメントの例:Notionに接続する
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp
# 接続できたか確認する
claude mcp list
このコマンドは claude のセッション内ではなく、通常のターミナル(シェル)で実行します。追加後の状態確認や認証は、セッション内の /mcp でも行えます。
この記事では、Claude CodeでMCPサーバーを追加・管理する手順に絞って、接続方式、スコープと設定ファイルの場所、OAuth認証、チーム共有用の .mcp.json、安全面の注意を順に解説します。
情報更新日: 2026年9月27日に、Anthropic公式ドキュメント「Connect Claude Code to tools via MCP」「Connect to MCP servers」を開き、コマンドの書式・スコープ・認証の記述を突合しました。Claude Codeは更新が速いため、実行前に claude mcp --help で手元のバージョンの表示も確認してください。
MCPの仕組みそのものは「MCPとは?AIと社内システムをつなぐ標準規格の解説」、Claudeアプリ(チャット画面)側のコネクタ設定は「Claude MCPの使い方」で扱っています。Claude Code全般の概要は「Claude Codeとは?主要機能・料金・企業活用法」をご覧ください。
Claude Code MCP設定の早見表(2026年9月時点)
最初に、設定で迷いやすい「接続方式」「スコープと保存先」「管理コマンド」の3点を表にまとめます。いずれも2026年9月27日時点の公式ドキュメントの記載に基づいています。
接続方式(トランスポート)の早見表
| 方式 | 使う場面 | 追加コマンドの基本形 | 公式ドキュメントでの扱い |
|---|---|---|---|
| HTTP | クラウド上のリモートサーバー | claude mcp add --transport http <名前> <URL> |
リモート接続の推奨方式。OAuth認証に対応 |
| stdio | 自分のPC上で動かすローカルのサーバー | claude mcp add [オプション] <名前> -- <コマンド> [引数...] |
システムに直接アクセスするツールや自作スクリプト向け |
| SSE | SSEの接続口しか提供していないサービス | claude mcp add --transport sse <名前> <URL> |
非推奨(deprecated)。HTTPが使える場合はHTTPを使う |
| WebSocket | サーバー側から随時イベントを送る用途 | claude mcp add-json または .mcp.json に "type":"ws" で記述 |
--transport では指定不可。OAuth非対応でヘッダー認証のみ |
スコープと設定ファイルの場所の早見表
| スコープ | 保存先 | 使える範囲 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| local(既定) | ~/.claude.json(そのプロジェクトの項目の下) |
自分だけ・今のプロジェクトだけ | 個人の検証、バージョン管理に載せたくない認証情報を含む設定 |
| project | プロジェクト直下の .mcp.json |
リポジトリを取得した全員 | チームで同じサーバーを使う設定 |
| user | ~/.claude.json(最上位の mcpServers) |
自分だけ・すべてのプロジェクト | 複数のプロジェクトで使う個人用ツール |
管理コマンドの早見表
| やりたいこと | コマンド | 実行する場所 |
|---|---|---|
| 登録済みサーバーの一覧と接続状態を見る | claude mcp list |
ターミナル |
| 1つのサーバーの設定内容とスコープを見る | claude mcp get <名前> |
ターミナル |
| サーバーを削除する | claude mcp remove <名前> |
ターミナル |
| OAuth認証を行う/認証情報を消す | claude mcp login <名前>/claude mcp logout <名前> |
ターミナル |
| JSONの設定をそのまま登録する | claude mcp add-json <名前> '<JSON>' |
ターミナル |
.mcp.json の承認・拒否をやり直す |
claude mcp reset-project-choices |
ターミナル |
| 状態確認、認証、再接続、無効化 | /mcp |
Claude Codeのセッション内 |
claude mcp addでMCPサーバーを追加する手順
追加の流れは、どのサーバーでも「追加する → 接続状態を確認する → セッションで使う」の3段階です。接続方式ごとに書式が少し異なります。
リモートのHTTPサーバーを追加する
URLで公開されているサーバーは --transport http で追加します。公式ドキュメントは、リモート接続にはHTTPを推奨しています。
# 基本形
claude mcp add --transport http <名前> <URL>
# トークンをヘッダーで渡す場合
claude mcp add --transport http secure-api https://api.example.com/mcp \
--header "Authorization: Bearer your-token"
<名前> は自分で決める呼び名です。使える文字は英数字・ハイフン・アンダースコアで、claude mcp remove などの指定や、Claudeの出力に表示されるツール名のラベルに使われます。workspace や computer-use など、Claude Codeの組み込みサーバーと同じ名前は登録できません。
成功すると Added ... で始まる行が表示されます。これは「設定を書き込んだ」という意味で、接続できたかどうかは別です。公式ドキュメントにも、claude mcp add は認証情報を検証せずに保存すると書かれています。必ず次の確認まで行ってください。
claude mcp list
claude mcp get <名前>
ローカルのstdioサーバーを追加する
npx や uvx などのコマンドで起動するサーバーは、自分のPC上のプロセスとして動きます。書式の要点は、Claude Code側のオプションとサーバーの起動コマンドを --(ダッシュ2つ)で区切ることです。
# 基本形
claude mcp add [オプション] <名前> -- <コマンド> [引数...]
# 公式ドキュメントの例:Airtableのサーバーを追加する
claude mcp add --env AIRTABLE_API_KEY=YOUR_KEY --transport stdio airtable \
-- npx -y airtable-mcp-server
-- より後ろは、そのままサーバーへ渡されます。-- を書かないと、サーバー向けの --port のような引数をClaude Codeが自分のオプションとして解釈しようとします。
環境変数は --env KEY=value で渡します。--env は複数の値を受け取るため、直後にサーバー名を置くと名前まで環境変数として読まれてエラーになります。--env とサーバー名の間に --transport stdio などを挟むか、サーバー名の後ろ(-- の前)に --env を書いてください。
SSEのサーバーはどう扱うか
公式ドキュメントはSSE(Server-Sent Events)を非推奨とし、HTTPが使える場合はHTTPを使うよう案内しています。SSEの接続口しかないサービスについては、次のとおりです。
- Claude Code v2.1.265以降: HTTPと同じ
claude mcp add --transport http <名前> <URL>で追加できます。Claude CodeがまずHTTPを試し、サーバーが受け付けなければSSEに切り替えます - それより前のバージョン、またはSSEで直接つなぐ場合:
--transport sseを指定します
手元のバージョンは claude --version で確認できます。
他のツール向けの説明しかないサーバーを追加する
MCPサーバーの導入手順が、Claude Desktopや他のエディタ向けにしか書かれていないことがあります。その場合は、手順の中から次のいずれかを探します。
| 手順に書かれているもの | 意味 | Claude Codeでの追加方法 |
|---|---|---|
https:// で始まるURL |
リモートのサーバー | claude mcp add --transport http <名前> <URL> |
npx -y ... などの起動コマンド |
ローカルのstdioサーバー | claude mcp add <名前> -- npx -y ... |
mcpServers のJSON |
他のツールの設定ファイル用の記述 | mcpServers の内側のオブジェクトを claude mcp add-json に渡す |
# JSONの記述から追加する例
claude mcp add-json example '{"command":"npx","args":["-y","@example/mcp-server"]}'
JSONに url があって type がない場合は、"type": "http"(または "sse"・"ws")を足してください。Claude Codeは type のない項目をstdioサーバーとして読むため、そのままでは設定エラーになります。なお、type には http の別名として、MCP仕様上の名称である streamable-http も指定できます。
どのサーバーを選ぶかは「MCPおすすめサーバーの用途別の選び方」で整理しています。
スコープ(local/project/user)と設定ファイルの場所
スコープは「どのプロジェクトで読み込まれるか」と「チームと共有されるか」を決める設定です。--scope(短縮形は -s)で指定し、省略すると local になります。
# local(既定):自分だけ・今のプロジェクトだけ
claude mcp add --transport http stripe https://mcp.stripe.com
# project:.mcp.json に書き込み、チームで共有する
claude mcp add --transport http shared-server --scope project https://example.com/mcp
# user:自分のすべてのプロジェクトで使う
claude mcp add --transport http hubspot --scope user https://mcp.hubspot.com/anthropic
上の3例は、いずれも公式ドキュメントに掲載されているコマンドです。
設定ファイルの場所で間違えやすい点
- localスコープの保存先はホームディレクトリ: MCPの local は
~/.claude.jsonに保存されます。一般設定の.claude/settings.local.json(プロジェクト内)とは別のファイルです - Windowsの場合:
~/.claude.jsonは%USERPROFILE%\.claude.json(通常はC:\Users\ユーザー名\.claude.json)です - 読み込まれないパス: 公式ドキュメントは、
~/.claude/.mcp.json、~/.claude/mcp.json、~/.claude/config/mcp.json、%APPDATA%\Claude\mcp.jsonは読み込まないと明記しています。正しいのは~/.claude.jsonと、プロジェクト直下の.mcp.jsonの2つです - localはプロジェクトにひも付く: 追加した場所(Gitリポジトリならそのルート)でだけ有効です。別のプロジェクトで
/mcpを開いてもサーバーが出てこないときは、これが原因のことが多くあります
スコープを変更する方法
スコープは追加時に固定されます。変更するには、いったん削除して、新しいスコープで追加し直します。
claude mcp remove <名前> --scope local
claude mcp add --scope user --transport http <名前> <URL>
同じ名前のサーバーが複数ある場合の優先順位
同じサーバーが複数の場所に定義されている場合、Claude Codeは優先順位が最も高い定義を1つだけ使います。項目単位で混ぜ合わせることはありません。
- local
- project
- user
- プラグインが提供するサーバー
- claude.aiのコネクタ
組織が管理設定の managedMcpServers で配布したサーバーは、これらより優先されます(Claude Code v2.1.259以降)。
.mcp.jsonでMCPサーバーをチームと共有する
--scope project で追加すると、プロジェクト直下に .mcp.json が作成(または更新)されます。このファイルをリポジトリに入れておくと、チーム全員が同じサーバー構成を使えます。手で書いても構いません。
{
"mcpServers": {
"claude-code-docs": {
"type": "http",
"url": "https://code.claude.com/docs/mcp"
},
"playwright": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": ["-y", "@playwright/mcp@latest"]
}
}
}
HTTPサーバーは url、stdioサーバーは command と args を書きます。Claude Codeは .mcp.json をセッション開始時に読むため、編集後はセッションを開始し直してください。
初回は承認が必要
対話型のセッションでは、.mcp.json のサーバーを使う前に承認を求める画面が出ます。取得したリポジトリが、利用者の同意なしにPC上でプロセスを起動できないようにするための仕組みです。承認前のサーバーは、claude mcp list で「Pending approval」と表示されます。承認や拒否をやり直すときは claude mcp reset-project-choices を実行します。
一方、claude -p での実行、Agent SDKのセッション、クラウドセッションでは承認画面を出せないため、projectスコープのサーバーは確認なしで読み込まれます。読み込ませたくないサーバーは、設定の disabledMcpjsonServers に入れると、どの権限モードでも止められます。
APIキーは環境変数で渡す
.mcp.json は共有されるファイルなので、トークンやAPIキーを直接書かないでください。.mcp.json では環境変数の展開が使えます。
{
"mcpServers": {
"api-server": {
"type": "http",
"url": "${API_BASE_URL:-https://api.example.com}/mcp",
"headers": {
"Authorization": "Bearer ${API_KEY}"
}
}
}
}
${VAR}は環境変数の値に、${VAR:-既定値}は未設定のとき既定値に展開されます- 展開できる場所は
command・args・env・url・headersです - 変数が未設定で既定値もない場合、設定自体は読み込まれ、
claude mcp listに警告が表示されます ANTHROPIC_API_KEYなど、Claude Code自身やクラウド事業者の認証情報にあたる変数は、リモートサーバーのurlとheadersでは空として扱われます。接続先に渡したい値は、別の名前の変数に入れて参照します
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OAuth認証が必要なMCPサーバーに接続する
クラウド上のMCPサーバーの多くは認証が必要です。Claude CodeはOAuth 2.0に対応しており、ブラウザでログインして接続を許可します。公式ドキュメントは、OAuth認証はHTTPサーバーで動作すると案内しています。
/mcpで認証する
# 1. ターミナルでサーバーを追加する(公式ドキュメントの例)
claude mcp add --transport http sentry https://mcp.sentry.dev/mcp
# 2. Claude Codeを起動し、セッション内で /mcp を実行する
claude
/mcp でサーバーを選び、ブラウザに表示される手順でログインします。ブラウザが自動で開かない場合は、表示されたURLを手動で開きます。認証トークンは保存され、自動で更新されます。接続の許可を取り消すときは、/mcp のメニューから「Clear authentication」を選びます。
ターミナルから認証する
セッションを開かずに認証したい場合は、claude mcp login を使います。
claude mcp login sentry
# ブラウザを開けない環境(SSH接続先など)ではURLを表示させる
claude mcp login sentry --no-browser
# 保存された認証情報を消す
claude mcp logout sentry
OAuthではなくトークンで接続するサーバー
サービスによっては、発行したトークンをヘッダーで渡します。公式ドキュメントでは、GitHubのリモートMCPサーバーが例として挙げられています。
claude mcp add --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp/ \
--header "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"
YOUR_GITHUB_PAT は、GitHubで発行した個人用アクセストークンに置き換えます。対象のリポジトリを絞ったトークン(fine-grained)を使うと、Claudeが触れられる範囲を限定できます。
認証でつまずきやすい点
- 非対話モードでは認証できない:
claude -pなどには/mcpの画面がないため、OAuthの手順を実行できません。先に対話型のセッションかclaude mcp loginで認証を済ませます - リダイレクト先の事前登録が必要なサーバー:
--callback-portでポートを固定し、http://localhost:ポート番号/callbackの形で登録します。クライアントIDが必要な場合は--client-idと--client-secretを併用します - Claude Codeからは認証できない接続先がある: Microsoft 365、Gmail、Google CalendarなどAnthropicが提供する一部のコネクタは、Claude Codeからのローカル認証に対応していません。claude.aiのコネクタ設定(
claude.ai/customize/connectors)で接続すると、Claude Codeに自動で表示されます
claude mcp list/get/removeと/mcpで状態を確認する
追加した後の確認・削除は、ターミナルのコマンドとセッション内の /mcp を使い分けます。
# 登録済みのサーバーと接続状態を一覧する
claude mcp list
# 1つのサーバーの詳細(設定内容・スコープ・失敗理由)を見る
claude mcp get notion
# サーバーを削除する
claude mcp remove notion
リモートサーバーを削除すると、そのサーバー用に保存されていたOAuthトークンとクライアント登録情報も消えます。同じ名前が複数のスコープにある場合は、claude mcp remove <名前> --scope local のようにスコープを指定します。
claude mcp listに表示される状態
| 表示 | 意味 | 次にすること |
|---|---|---|
| Connected | 接続済みで使える状態 | セッションで使う |
| Needs authentication | サーバーには届いているが、ログインまたはトークンが必要 | /mcp か claude mcp login で認証する |
| Failed to connect | サーバーが応答しなかった、または設定したトークンが拒否された | 同じ行に表示される失敗の詳細(HTTPステータスなど)を読む。詳細の表示はv2.1.219以降 |
| Connection error | 接続の途中でエラーが起きた | URLへの到達可否や起動コマンドを直接確認する |
| Pending approval | .mcp.json のサーバーが未承認 |
claude を起動して承認する |
| Disabled for this project | このプロジェクトで無効化されている | /mcp で有効に戻す |
WebSocketのサーバーは claude mcp list に表示されません。claude mcp get <名前> か /mcp で確認します。
削除せずに一時的に止める
/mcp の画面でサーバーをオフにすると、設定を残したまま接続だけを止められます。選択はプロジェクトごとに ~/.claude.json へ記録されます。使っていないサーバーを止めておくと、ツール名やサーバーの説明がコンテキストを占める量を減らせます。
なお、Claude Codeは既定でツール検索(tool search)が有効で、セッション開始時に読み込むのはツール名とサーバーの説明だけです。ツールの定義は必要になった時点で読み込まれるため、サーバーを増やしてもコンテキストへの影響は小さく抑えられます。ただし、ANTHROPIC_BASE_URL でAnthropic以外の接続先を指定している場合など、ツール検索が無効になる構成もあります。
接続できないときの確認手順
| 症状 | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
/mcp に「No MCP servers configured」と出る |
別のプロジェクトで追加した、または設定ファイルの場所が違う | 今のプロジェクトで追加し直すか、--scope user で追加する |
| 起動時にタイムアウトする | 起動の待ち時間(既定30秒)を超えた。npx の初回ダウンロードなど |
MCP_TIMEOUT=60000 claude のように、ミリ秒で延ばす |
| 「already exists」と出る | 同じスコープに同じ名前がすでにある | claude mcp remove で消すか、別の名前にする |
| 接続はできるがツールが出ない | APIキーなど必要な環境変数が渡っていない | --env KEY=value か、.mcp.json の env で渡す |
.mcp.json の変更が反映されない |
セッション開始時にしか読み込まれない | セッションを終了して開始し直す |
| stdioサーバーが起動しない | -- の書き忘れ、Node.jsなどの不足 |
起動コマンドをターミナルで直接実行し、エラーを読む |
MCPツールの出力が大きい場合、Claude Codeは1万トークンを超えると警告を表示し、既定の上限は2万5,000トークンです。上限は環境変数 MAX_MCP_OUTPUT_TOKENS で変更できます。
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AI顧問の無料相談はこちらデスクトップアプリ・VS Code・claude.aiのコネクタとの関係
ここまでの手順はターミナル(CLI)が中心ですが、Claude Codeはデスクトップアプリなどでも使えます。どこで設定したものがどこで使えるのかを整理します。
| 使う場所 | MCPサーバーの追加方法 | 補足 |
|---|---|---|
| ターミナル(CLI) | claude mcp add、または .mcp.json を編集 |
この記事で解説した方法 |
| デスクトップアプリ | 入力欄の横の「+」から「Connectors」を選ぶ。一覧にないものは設定ファイルで追加 | ~/.claude.json と .mcp.json の設定はCLIと共通 |
| VS Code | チャット欄で /mcp、または統合ターミナルで claude mcp add |
画面からの追加・削除はClaude Code v2.1.261以降 |
| claude.ai(Web) | コネクタ設定で追加 | claude.aiのアカウントでログインしたClaude Codeに自動で表示される |
Claude Desktop(チャットアプリ)の設定を取り込む
Claude Desktopの claude_desktop_config.json に設定済みのサーバーは、次のコマンドでClaude Codeへ取り込めます。対応しているのはmacOSとWSL(Windows Subsystem for Linux)です。
claude mcp add-from-claude-desktop
実行すると、取り込むサーバーを選ぶ画面が出ます。ターミナル版のClaude Codeは claude_desktop_config.json を直接は読みません。一方、デスクトップアプリのCodeタブ(ローカルのセッション)は、このファイルのサーバーも読み込みます。
claude.aiのコネクタが表示されないとき
claude.aiのコネクタがClaude Codeに読み込まれるのは、claude.aiのサブスクリプションでログインしている場合だけです。ANTHROPIC_API_KEY を設定している場合や、Amazon Bedrockなど他社のクラウド経由で使っている場合は読み込まれません。/status で現在の認証方法を確認してください。
同じURLのサーバーをClaude Code側にも追加している場合は、Claude Code側の設定が優先され、コネクタは /mcp で非表示として扱われます。
Claudeアプリ側でのコネクタの追加手順や、プランごとの違いは「Claude MCPの使い方|接続設定と安全な選び方」で解説しています。
実践!Claude Code × MCPで業務を自動化する3つのシナリオ
MCPサーバーを追加したあと、業務でどう使うかを3つのシナリオで紹介します。いずれも、連携の処理を自分で開発せずに、Claude Codeへの指示で進められる例です。
シナリオ1:GitHubのIssueをNotionに自動同期する
エンジニアチームとビジネスサイドが混在する組織では、「GitHubのIssueをNotionのプロジェクト管理ボードにも反映する」という二重管理が発生しがちです。GitHubとNotionのMCPサーバーを両方追加しておくと、Claude Codeに「新しいGitHub IssueをNotionのタスクDBに追加して」と指示して、転記を任せられます。
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp
claude mcp add --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp/ \
--header "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"
実装のポイント: よく使う同期処理は、Claude Codeのスキル(カスタムコマンド)として登録しておくと、/sync-issues のような一言で呼び出せます。作り方は「Claude Code Skillsの作り方」で解説しています。
シナリオ2:定例会議の議事録をSlackに自動投稿する
会議終了後に議事録を整形し、Slackの特定チャンネルに投稿するまでの作業を任せられます。Slackを接続した状態で「この議事録メモを整形して #general に投稿して」と指示すると、整形から投稿までを続けて進められます。Slackは、デスクトップアプリのConnectorsやclaude.aiのコネクタとして接続できます。
投稿の権限を与える場合は、投稿先チャンネルの制限と、投稿前に人が確認する手順を先に決めておくことが重要です。
シナリオ3:競合調査レポートをWeb検索で自動生成する
Web検索系のMCPサーバーを追加すると、Claude Codeが検索結果を集めて、構造化したレポートにまとめられます。「競合他社3社の最新プレスリリースを調べてNotionにまとめて」のように、調査から文書化までを1つの指示で依頼できます。
外部のWebページを取得するサーバーには、取得した内容に紛れた指示でAIが誤動作する危険(プロンプトインジェクション)があります。取得元の信頼性の確認と、引用元URLの保存を運用ルールに含めてください。
Claude CodeでMCPを安全に使うための注意点
MCPサーバーを追加すると、Claude Codeが社外のサービスや社内のデータに直接アクセスできるようになります。設定の段階で、次の点を確認してください。
| 確認すること | 理由と公式ドキュメントの記載 |
|---|---|
| 提供元を信頼できるか | AnthropicはDirectoryに掲載するコネクタを掲載基準に照らして確認しますが、MCPサーバーのセキュリティ監査や管理は行わないと明記しています |
| 外部のコンテンツを取得するサーバーか | 公式ドキュメントは、外部コンテンツを取得するサーバーにはプロンプトインジェクションの危険があると警告しています |
| 認証情報をどこに置くか | 共有される .mcp.json に直接書かず、${VAR} で環境変数から渡します。個人用の設定は local スコープにします |
| 権限を絞れているか | データベースは読み取り専用のユーザーで接続する、トークンは対象を絞って発行する、など接続先の側で範囲を限定します |
| ツールの実行を許可制にできているか | 権限ルールでは mcp__サーバー名__ツール名 の形でMCPツールを指定できます。拒否ルールに mcp__* を書くと、すべてのMCPツールを止められます |
組織で一括管理する場合
既定では、Claude Codeの利用者は任意のMCPサーバーに接続できます。組織として制限したい場合、公式ドキュメントは次の方法を案内しています。
managed-mcp.json: 決まったサーバーだけを全員に配布し、利用者による追加を止める。サーバーを空にするとMCP自体を無効にできますmanagedMcpServers: 組織のサーバーを全員に配布しつつ、利用者自身の追加も認めるallowedMcpServers/deniedMcpServers: 許可リスト・拒否リストで、利用者が設定できるサーバーを絞る
詳細は公式ドキュメントの「Control MCP server access for your organization」を確認してください。企業でのリスクの洗い出しと対策は「MCPセキュリティ対策|企業導入の10項目」で解説しています。
初めて導入する場合は、本番データではなく、読み取り権限だけの検証環境で1つのサーバーから試すことをおすすめします。
Claude CodeのMCP設定に関するよくある質問
Q. Claude CodeのMCP設定ファイルはどこにありますか?
保存先はスコープで変わります。localとuserはホームディレクトリの ~/.claude.json、projectはプロジェクト直下の .mcp.json です。Windowsでは ~/.claude.json は %USERPROFILE%\.claude.json にあたります。~/.claude/mcp.json や ~/.claude/.mcp.json などのパスは読み込まれません。どのスコープに保存されているかは claude mcp get <名前> で確認できます。
Q. claude mcp addはどこで実行しますか?
claude のセッション内ではなく、通常のターミナル(シェル)で実行します。PowerShellやコマンドプロンプトでも同じ書式で動きます。セッション内では /mcp を使い、追加済みサーバーの状態確認、認証、再接続、無効化を行います。
Q. 追加したMCPサーバーをすべてのプロジェクトで使うにはどうしますか?
--scope user を付けて追加します。既定のlocalスコープは、追加したプロジェクトでしか有効になりません。スコープは追加時に固定されるため、すでにlocalで追加済みの場合は claude mcp remove <名前> --scope local で削除してから、claude mcp add --scope user ... で追加し直します。
Q. SSEのMCPサーバーはClaude Codeで使えますか?
使えますが、公式ドキュメントではSSEは非推奨とされ、HTTPが使える場合はHTTPを使うよう案内されています。Claude Code v2.1.265以降は、--transport http で追加するとHTTPを先に試し、サーバーが受け付けなければSSEに切り替わります。それより前のバージョンでは --transport sse を指定します。
Q. .mcp.jsonにAPIキーを書いてもよいですか?
おすすめしません。.mcp.json はリポジトリで共有するファイルのため、キーを直接書くとチーム全員とGitの履歴に残ります。${API_KEY} のように環境変数を参照する書き方にし、値は各自の環境で設定してください。個人だけが使う認証情報を含む設定は、localスコープで追加する方法もあります。
Q. Claude DesktopのMCP設定をClaude Codeでも使えますか?
macOSとWSLでは、claude mcp add-from-claude-desktop を実行すると、Claude Desktopに設定済みのサーバーを選んで取り込めます。ターミナル版のClaude CodeはClaude Desktopの設定ファイルを直接は読みません。サーバー名に英数字・ハイフン・アンダースコア以外の文字(空白など)が含まれるものは取り込めません。
まとめ:追加・確認・スコープの3点を押さえる
Claude CodeでのMCP設定は、次の3点を押さえると迷いません。
- 追加: リモートは
claude mcp add --transport http <名前> <URL>、ローカルはclaude mcp add <名前> -- <コマンド>。SSEは非推奨です - 確認:
claude mcp listで「Connected」を確認し、認証が必要なら/mcpかclaude mcp loginを使います - スコープ: 個人の検証は local、チーム共有は project(
.mcp.json)、全プロジェクトで使うなら user。認証情報は共有ファイルに書きません
まずは認証が不要なサーバーを1つ追加し、確認から削除までの流れを一度試してみてください。公式のクイックスタートでは、Claude Codeのドキュメントを検索できるサーバー(https://code.claude.com/docs/mcp)が最初の1つとして紹介されています。
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この記事で参照した外部情報
- Connect Claude Code to tools via MCPcode.claude.com
- Connect to MCP serverscode.claude.com
- Control MCP server access for your organizationcode.claude.com
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