RPA導入事例5社|削減時間と運用の違いを比較

RPA 導入事例

公式ドキュメント・公式発表などの一次情報を確認したうえで、株式会社Nexaが執筆・更新しています。AIツールの仕様や料金は変わることがあるため、導入判断の前に各公式サイトの最新情報もご確認ください。運営会社について

RPA導入事例5社を比べると、自社への適用判断には、削減時間だけでなく対象業務と運用体制の確認が必要です。

  • 対象業務:転記、受注処理、Excel集計など、自社と入力や出力が近い事例を選びます。
  • 効果の条件:月間の削減工数、年間換算値、ロボットの実行時間は別の指標です。
  • 残る運用:作成担当者、変更への対応、台帳管理の有無まで公表資料を読みます。

対象読者:中小企業の経営者、DX推進担当者。

今日やること:自社の定型業務を1つ選び、入力、出力、例外処理を書き出す。

この記事の著者
株式会社Nexa 代表取締役川島 陸

一橋大学経済学部卒業後、フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧 株式会社クニエ)にて法人向けAI導入支援等を経験。独立後、AI系メディア運営やDify/n8nの導入支援を経て、株式会社Nexaを創業。法人向けAI研修・AI導入支援・AI関連メディア運営を手掛ける。

RPA導入事例は、削減時間が大きい順に並べても、自社で再現できるかは判断できません。全社の月間工数と、単一業務の処理時間では、数字が表すものが違うからです。

受注処理から月初の集計、多拠点展開まで、公表された5社の事例を同じ軸で読み比べます。成果だけでなく、残る人の判断や作成担当者の負担も確認し、自社で試す業務を選ぶ材料にしてください。

情報確認日:2026年10月1日に公式ページと情報処理学会の公開論文で確認。 事例の数字は各公表資料の当時値であり、2026年の実績やNexaの支援実績ではありません。掲載時点が明記されていない資料は、その限界も記載します。

RPA導入事例5社の比較表

RPA導入事例の比較では、企業名より先に対象業務と指標をそろえます。以下の数字は成果の大小を順位付けするものではありません。

企業・組織 主な対象 公表された効果・状況 数字を読む条件
日野興業 システム間の転記など 会社全体で月170時間の工数削減 複数業務の合計。保守工数の控除は記載なし
東亜工作所 Web-EDIからの受注処理 月40時間程度の工数削減 受注入力と確認の対象業務の値
相信 月初の仕掛品関連データ処理 ロボットの実行が7〜8分で完了 人の削減時間ではなく実行時間
ニチレイロジグループ グループ内の業務自動化 年間換算で1万時間の削減 本格導入1年後の状況を年換算した値
ヤフー(掲載当時) 社内RPAの導入と再展開 再展開後に利用者約200人、ロボット約200台 2021年の報告。削減時間の指標ではない

日野興業、東亜工作所、相信はRoboTANGOの公式導入事例、ニチレイロジグループはWinActorの公式事例を参照しています。ヤフーは導入に関与した担当者による情報処理学会の論文です。それぞれの原資料へのリンクは、以下の事例説明に掲載しています。

削減時間が書かれていても、測定月や保守時間まで分かるとは限りません。 公表資料にない条件を「問題なし」と補って読むのは避けましょう。

RPAはどの工程を自動化するのか

RPAは、決められたルールに沿うパソコン操作を自動化する仕組みです。業務上の判断まで任せた事例とは区別します。

RPAはRobotic Process Automationの略です。人が画面を開き、データを取得し、別のシステムへ入力するといった操作を、ソフトウェアで実行します。工場で物を運ぶロボットではなく、パソコン内の作業を扱います。

たとえば、Microsoftのデスクトップフローの説明では、ルールに沿う作業や、Excel、Web、既存アプリケーションの操作が示されています。ただし、対応する画面や実行条件は製品によって異なります。

事例を読む際は「入力データを用意する→ルールに沿って取得・加工・転記する→結果と例外を確認する」に分けると、自動化した範囲が見えます。以下の図はその確認のための一般的な整理であり、5社すべてが同じ運用を採用したことを表すものではありません。

RPA導入事例で確認する入力準備、自動処理、人の確認と修正の役割を示した図図1: 自動化した工程と人の判断を分けると、事例を自社へ適用できる範囲が見えます。

日野興業の事例:システム間の転記を自動化

日野興業は、システム間の転記などを自動化し、会社全体で月170時間の工数削減を報告しています。

同社は仮設トイレなどの製造、販売、レンタルを行っています。自社システムがほかのシステムとAPIで連携できず、手作業の入力やクリック操作が残っていました。APIは、システム同士が決められた方法でデータをやり取りする接続口です。

RoboTANGO公式の日野興業の事例では、工事現場の案内図の格納、ドライバー情報の登録、会計関連の転記などを紹介しています。別々の画面を人が行き来する作業を、RPAでつないだ例です。

会計関連の転記では、全9拠点で約45時間の工数を削減したとしています。この値は会社全体の月170時間とは別の集計範囲であり、両方を足して成果を大きく見せることはできません。

一方、入金内訳の確認とExcelへの仕訳入力は、経理担当者が行う前工程として説明されています。RPAが経理上の判断をすべて代行したわけではありません。自社で参考にするなら、承認や仕訳を決める作業と、その結果を転記する作業を分けて記録します。

公表ページには、観測した月や継続的な保守工数の詳細は見当たりません。月170時間は同社が公表した効果として扱い、保守を差し引いた利益の額へは置き換えないのが適切です。


AI導入に関するお困りごとは、株式会社NexaのAI顧問がサポートします。「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談いただけます。

AI顧問の無料相談はこちら →


東亜工作所の事例:Web-EDIの受注処理

東亜工作所は、顧客別の受注情報の取得と転記を自動化し、対象業務で月40時間程度の削減を報告しています。

Web-EDIとは、取引先と注文などの情報をWeb上で交換する仕組みです。同社では顧客ごとに異なるWeb-EDIへログインし、注文書や図面を取得していました。共有フォルダへの保存、社内への通知、自社システムへの転記までが対象です。

RoboTANGO公式の東亜工作所の事例によると、従来は毎日、入力に約1時間、別担当者による確認に約1時間を使っていました。月40時間程度という数字は、この受注処理の文脈で示されています。会社全体の残業が同じだけ減ったという意味ではありません。

同社は別の用途として、注文情報を現場へ毎朝自動配信する取り組みも紹介しています。担当者が配信を覚えておく負担が減ったという説明は、単なる処理速度とは違う成果です。自社でも、時間だけでなく配信漏れや問い合わせの発生を記録する価値があります。

ただし、公表時点でロボットの作成担当は2人でした。設計書を作り、ほかの社員も使えるようにしたいという意向も記されています。効果が出ていても、担当者への依存が解消済みとは限りません。 同じ業務を試す場合は、担当者が不在の日に誰が修正するかも決めておきます。

相信の事例:月初のExcel集計とデータ連携

相信は、Excelの加工やシステム間のデータ連携を自動化しています。公表された7〜8分はロボットの実行時間です。

RoboTANGO公式の相信の事例では、月初に行う仕掛品関連のデータ処理を説明しています。仕掛品とは、製造途中などでまだ完成していないものです。同社では仕事の繰り越しや完了を仕分けるため、ExcelのデータをCSVへ変換し、加工して管理ツールへ登録していました。

CSVは、表の値を区切り文字で並べたデータ形式です。Excelや複数の業務システムが受け渡しに使います。この変換、加工、アップロードをRPAでつなぎ、対象処理が7〜8分で完了すると報告しています。

ほかに、勤怠データを抽出、集計して給与システムへ登録する業務も紹介されています。これはデータ連携の自動化であり、給与の計算条件や金額の妥当性を人が確認しなくてよいという証拠ではありません。与信調査についても、自動化したのは調査依頼にかかった費用の集計であって、取引先への与信判断そのものではありません。

運用面では、当時は代表者1人がロボットを作成していたと説明されています。エラーの原因を見つけ、修正と調整を行う必要にも言及しています。月初だけ実行する業務ほど、前回の作成者がいなくても処理を再開できる説明を残すことが、自社への応用点になります。

ニチレイロジグループの事例:多拠点への展開

ニチレイロジグループの年間1万時間は、複数社と拠点の自動化を年換算した値です。単一業務の成果ではありません。

WinActor公式のニチレイロジグループの事例では、本格導入から1年後に、12社94拠点で約100のシナリオが稼働したとしています。シナリオは、ロボットが実行する操作手順のことです。

原文は、この状況を年間の削減時間へ換算して1万時間としています。「実際に1年間を通じて計測した純削減時間」とは書き換えられません。また、紹介ページから暦年を特定できないため、現在の運用規模として扱うことも避けます。

多拠点展開で参考になるのは管理方法です。クラウド上のRPA台帳に、内容、シナリオ、操作動画を登録する仕組みを用意していました。各部門が自動化候補の作業動画を共有し、シナリオが稼働するまで支援を受ける流れも説明されています。

これは、ほかの拠点へロボットだけを渡すのではなく、対象業務の理解も共有する方法です。中小企業でも、業務名、入力ファイル、実行手順、担当者を台帳に残す考え方は参考になります。ただし、台帳の存在だけで保守工数が少ないとは判断できません。

\ AI活用の「次の一手」を一緒に考えませんか /

AI顧問の無料相談はこちら

ヤフーの事例:大規模導入から進め方を見直す

ヤフーの公開報告では、初回の大規模導入で利用されないロボットが生じ、現場主体の再展開へ方針を変えています。

情報処理学会の「事例から見るRPA導入の課題とその解決」は、導入に関与した担当者による2021年の論文です。社名や運用の説明も掲載当時のものとして読みます。

初回は、要件や技術上の課題が解決しないまま開発が進み、業務担当者、開発ベンダー、関係者間の連携にも課題がありました。社内のインフラや規則では実現できない仕様が生じ、作ったものが利用されない結果につながったと分析されています。

再展開では、業務担当者が主体となる方針、利用ルールの明確化、導入を支える環境づくりへ進め方を変えました。論文は当時の利用者約200人、ロボット約200台を報告しています。ただし、全体の効果を正確につかみにくい課題も記載されており、台数の多さだけで費用対効果が証明されたわけではありません。

この事例を「外注すると失敗する」と単純化するのも不適切です。論文は、理解が深まった後に内製と外製を使い分ける方向にも言及しています。自社では、開発の前に業務担当者と情報システム担当者が、入力条件、利用権限、失敗時の扱いを確認する材料にできます。

月間削減と年間換算はどう比べるか

月間削減と年間換算は、期間をそろえるだけでは比較できません。単一業務か全社かという集計範囲も確認します。

日野興業の月170時間は会社全体、東亜工作所の月40時間程度は受注処理の対象業務です。ニチレイロジグループの年間換算1万時間は複数社と拠点の展開に基づきます。いずれも前掲の各公式事例の公表値ですが、同じ母数ではありません。

比較資料を作るなら、数字の横に次の項目を付けてください。

  • 対象は業務単位、部署単位、会社全体、グループ全体のどれか。
  • 数字は月間、年間、累計、将来の目標のどれか。
  • 実績として報告された値か、稼働状況からの換算か。
  • 導入後の確認、例外対応、保守時間を差し引いているか。

月次処理と日次処理では稼働頻度が異なります。繁忙期や月末だけ件数が増える業務もあります。公表値に単純な掛け算を加えて自社の削減見込みにするのではなく、自社の件数と実作業時間を別に測ります。

ロボットの処理時間と人の工数の違い

ロボットが動いている時間と、人が作業に拘束される時間は別です。実行時間の短縮だけで効果を算出しないようにします。

相信の7〜8分はロボットによる対象処理の実行時間です。人がその間ずっと画面を見る必要があるか、入力準備や終了後の確認がどれだけあるかによって、人の負担は変わります。実行時間だけを使って削減率を計算すると、残る作業を見落とします。

反対に、ロボットが人より長く動いていても、その間に担当者が別の仕事をできるなら、人の拘束時間は減る場合があります。処理完了までの時間と、人が関わる時間を別々の欄に記録すると、この違いを見分けられます。

RPA導入事例のロボット実行時間と準備、確認、保守を含む人の時間の違い図2: 処理完了までの時間と担当者が拘束される時間は、別々に記録します。

人が行っていなかった仕事の効果をどう扱うか

新しく実施できた仕事は、従来業務の削減とは分けて評価します。仮の人手換算を実際の労働時間削減に加算しません。

前掲のヤフーの論文は、「以前から人が行っていた業務」と「RPAで新たに可能になった業務」を区別しています。処理件数が多すぎて実施していなかった仕事を自動化した場合、仮に人が行った時間を計算すると、効果を過大に見せるおそれがあるためです。

たとえば、これまで作っていなかった一覧を毎日配布するなら、評価すべきなのは一覧が意思決定や確認に使われたかです。これは効果測定を考えるための例であり、掲載企業の実績ではありません。既存作業の工数削減とは別の成果欄で管理すると、報告の意味が明確になります。

公開事例から保守負担はどこまで分かるか

公開事例から担当体制は分かっても、保守の時間や費用が分かるとは限りません。記載のない項目を推測で埋めないでください。

公表事例 確認できる運用上の情報 確認できない条件
日野興業 拠点へ活用を広げる取り組み 継続的な保守工数、効果の観測月
東亜工作所 当時の作成担当2人、設計書整備の意向 設計書の完成状況、毎月の改修時間
相信 当時は代表者1人が作成、エラー修正の必要性 定量的な保守工数、代替担当の体制
ニチレイロジグループ 台帳、動画登録、稼働までの支援 保守控除後の効果、個別業務の負担
ヤフー(2021年報告) 画面変更や例外への対応、担当者異動の課題 現在の体制、業務別の純削減工数

これは前掲の公開資料で確認できる範囲の整理です。「記載なし」は、企業が管理していないことを意味しません。導入の判断に必要なら、別途確認すべき情報だという意味です。

自社では、作成者と運用担当者の名前だけでなく、どの状態になれば止めるか、誰へ通知するか、手作業へどう戻すかを文書化します。画面の変更や想定外の入力が起きても、担当者の記憶だけに頼らない状態を目指します。

自社に近い事例は業種より入力と出力で選ぶ

事例の適用可否は、同業種かどうかより、入力と出力、処理ルール、例外の種類が近いかで判断します。

取引先のWeb画面から注文情報を取得するなら、東亜工作所の事例が比較の出発点になります。複数のシステムへ同じ情報を転記するなら日野興業、月初のExcel加工なら相信の事例が参考になります。同業の企業でも処理手順が異なれば、そのままの再現はできません。

比較する際は、入力データの形式、操作する画面、完成させる帳票や登録先を並べます。そのうえで、担当者が都度判断する例外を分離します。取引先ごとに入力条件が違う場合は、違いを説明できるところから試すほうが、結果を検証しやすくなります。

あわせて読みたい

効果測定で残す記録と計算の考え方

効果測定では、導入前後の人の作業と、導入後に増えた運用を分けて記録します。金額換算と現金支出の削減も区別します。

以下は、公表事例の測定方法を断定したものではなく、Nexa編集部が提案する自社検証用の記録項目です。同じ範囲と期間を比較できるように、処理件数も一緒に残します。

記録するもの 記入内容 判断できること
対象期間と件数 日次、月次、締め処理と実際の件数 繁忙期や処理量の差
導入前の人の時間 入力、転記、確認、修正に使った時間 比較の基準
導入後の人の時間 準備、確認、例外対応、監視 自動化後に残った負担
運用と保守の時間 画面変更への修正、再テスト 継続利用に必要な工数
品質と期限 誤登録、再処理、締めに間に合ったか 時間以外の業務品質

人の純削減時間は、「導入前の人の作業時間 − 導入後の人の作業時間 − 別途発生した保守工数」として整理できます。導入後の作業に保守を含めて測っているなら、二重に引かないようにします。初期の構築や検証は別枠で記録し、継続的な運用と混ぜません。

この時間へ社内の人件費単価を掛けた額は、あくまで工数の金額換算です。給与支出が実際に減った額ではありません。ライセンスや実行用端末、外部保守への支出を含めて判断し、余った時間を何に使えたかも残します。

導入前に確認する5項目

事例を自社の導入判断に使う前に、対象業務、数値の条件、残る判断、運用担当、停止時の対応を確認します。

  • 対象業務:受注から請求まで全部ではなく、どの入力からどの出力までを試すか決めます。
  • 数値の条件:期間、件数、集計範囲をそろえ、実績と見込みを分けます。
  • 残る判断:金額承認や例外入力など、人が確認する場面を明示します。
  • 運用担当:作成者が不在でも、手順と記録を確認できる担当者を決めます。
  • 停止時の対応:誤った登録を増やさない停止条件と、手作業へ戻す方法を決めます。

これらはNexa編集部の確認リストであり、5社共通の導入手順ではありません。公表事例で埋まらなかった欄は、導入前の検証や提供元への質問に使います。数字だけが埋まり、運用担当の欄が空いたままなら、試行対象を広げる前に担当を決める必要があります。

RPA導入事例を自社で検証する前に対象業務や運用担当などを確認する5項目図3: 削減時間だけでなく、残る判断と停止時の対応まで確認してから試行します。

RPA導入事例のよくある質問

RPA導入事例は、自社で測定する項目を決める参考資料です。平均的な効果や、無条件の成功を保証する資料ではありません。

Q. 少人数の会社でも参考になる事例はありますか?

相信のExcel加工や東亜工作所の受注処理は、業務単位で検討する参考になります。ただし、両社の公表資料には作成担当者への依存も記載されています。会社の人数だけで判断せず、自社で修正や運用を担える担当者がいるかを確認してください。

Q. RPAを導入すると平均で何時間削減できますか?

本稿の5社から平均削減時間は計算できません。月間工数、年間換算、ロボットの実行時間、利用者数という異なる指標が含まれるためです。自社の対象業務と件数を決め、導入前後の人の作業時間を同じ条件で測定します。

Q. 削減時間を人件費に換算すれば利益になりますか?

工数の金額換算と、現金支出の削減は別です。空いた時間が生まれても給与支出が変わらない場合があります。ライセンスや保守への支出も確認し、残業削減やほかの業務への再配分を分けて評価してください。

Q. RPAを使えば確認作業は不要になりますか?

一部の事例では確認工数の削減が報告されていますが、すべての確認を省けるとは限りません。入力データの誤り、画面変更、例外処理で結果が変わるためです。自社では金額承認や異常時の確認を誰が担うか決めます。

Q. 事例に保守費用が書かれていない場合はどうしますか?

保守費用をゼロと仮定せず、導入前の確認事項にします。画面変更時の修正、担当者不在時の対応、定期的な動作確認に必要な人と時間を整理してください。公表資料に記載がないことと、実際の負担がないことは異なります。

まとめ

RPA導入事例は、削減時間の大きさより、同じ業務条件で再現できるかを確かめるために使います。転記、受注処理、月初集計、多拠点展開では、自動化する範囲と必要な体制が異なります。

日野興業や東亜工作所の月間工数、相信の実行時間、ニチレイロジグループの年間換算値を同列には扱えません。ヤフーの再展開の報告も、ロボットの数だけでは効果を評価できないことを示しています。

まず、自社の定型業務を1つ選び、入力、出力、例外処理を書き出してください。そこへ人の確認と保守担当を加えると、公表事例を参考にできる部分と、自社で確かめるべき部分が分かれます。


AI導入に関するお困りごとをサポートします

株式会社NexaのAI顧問は、ツール選定から業務への適用、社内定着までを月額制でサポートします。特定のツールに限らず、「AIをどう使えばいいか分からない」という段階からご相談いただけます。

AI顧問の詳細・無料相談はこちら →





この記事で参照した外部情報

  1. Microsoftのデスクトップフローの説明learn.microsoft.com
  2. RoboTANGO公式の日野興業の事例robotango.biz
  3. RoboTANGO公式の東亜工作所の事例robotango.biz
  4. RoboTANGO公式の相信の事例robotango.biz
  5. WinActor公式のニチレイロジグループの事例winactor.biz
  6. 情報処理学会の「事例から見るRPA導入の課題とその解決」ipsj.or.jp

本文中でリンクしている外部ページの一覧です(自動生成)。最終確認日は本記事の最終更新日 2026-10-01 で、リンク先の内容はその後変わることがあります。

AI導入を検討中の方へ

AIの力で、ビジネスを次のステージへ

まずはお気軽にご相談ください。貴社に最適なAI活用プランをご提案します。