Amazon Q Developerとは?料金・使い方・サービス終了とKiro移行

Amazon Q Developerとは?料金・使い方・導入法

執筆・編集:株式会社Nexa 編集部(下書きと機械検査はAI、公開前に人が確認)/約19分で読めます。公式ドキュメント・公式発表などの一次情報を確認したうえで執筆・更新しています。AIツールの仕様や料金は変わることがあるため、導入判断の前に各公式サイトの最新情報もご確認ください。記事の作り方と検査の方針

Amazon Q Developerは、コード作成からAWS上の調査・運用までを支援する生成AIアシスタントです。

  • 重要: AWSはIDEプラグインとPro有償サブスクリプションを2027年4月30日に終了すると発表。新規のFree Tier作成とProサブスクリプションは2026年5月15日以降ブロック済み
  • 料金(既存契約者向け): Freeは月50回のagentic request、Proは1ユーザー月額19ドル
  • 主な用途: IDEでのチャット、コード補完、テスト生成、レビュー、変換
  • 後継案内: AWSは類似機能を持つKiroへの移行を案内

対象: 既存のAmazon Q Developer利用者、生成AIコーディング支援の選定を検討する開発責任者・情報システム担当者

今日やること: 新規検討ならKiroの情報を確認する、既存利用中なら2027年4月末までの移行計画を検討する

この記事の著者
株式会社Nexa 代表取締役川島 陸

一橋大学経済学部卒業後、フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧 株式会社クニエ)にて法人向けAI導入支援等を経験。独立後、AI系メディア運営やDify/n8nの導入支援を経て、株式会社Nexaを創業。法人向けAI研修・AI導入支援・AI関連メディア運営を手掛ける。

Amazon Q Developerは、Amazon Web Services(AWS)が提供する生成AI型の開発支援サービスです。IDEでコードを提案するだけでなく、AWSの設計に関する質問、コードレビュー、テスト生成、アプリケーションの変換などを支援します。

結論として、既存のFree利用者は引き続き試用でき、既存のPro契約者はチーム利用を継続できます。ただし新規のFree Tier作成とProサブスクリプションは2026年5月15日以降ブロックされており、これから導入する場合はAWSが後継として案内するKiroが候補になります。生成結果をそのまま本番へ反映するツールではない点は変わらず、権限、データ共有、レビュー責任を定めた運用が必要です。

本記事では、AWS公式情報を基に、機能、料金、使い方、企業導入の判断材料を整理します。料金と仕様は変わる可能性があるため、記載内容は2026年10月8日確認時点です。AWSは2027年4月30日にIDEプラグインのサポートを終了すると発表しており、詳細は次のセクションで説明します。

Amazon Q Developerのサービス終了とKiroへの移行

AWSは公式発表で、Amazon Q DeveloperのIDEプラグインとPro有償サブスクリプションについて、2027年4月30日にサポートを終了するとしています。類似機能を持つ後継製品として、AWSはKiroへの移行を案内しています。

新規に導入を検討する場合

AWS公式発表によると、2026年5月15日以降、新規のFree Tierアカウント作成とProサブスクリプションの新規契約はブロックされています。本記事の確認時点(2026年10月8日)でも、新規にAmazon Q Developerを使い始めることはできません。これから生成AIコーディング支援を選ぶ場合は、AWSが後継として案内するKiroの情報を先に確認してください。

すでに利用している場合の注意点

既存のPro契約者はユーザーを追加でき、2027年4月30日まで利用を継続できます。また、2026年5月29日以降はAmazon Q Developer ProでOpus 4.6が利用できなくなり、Opus 4.7など最新のコーディングモデルはKiro側でのみ提供されます。Javaアップグレードや.NETポートといったコード変換機能も終了対象のため、AWSはAWS Transformへの移行を案内しています。なお、AWS Management Console上でのQ Developerの利用(コンソール上の質問応答など)は、このIDEプラグイン終了の対象に含まれていません。

以下の料金・機能・導入手順は、既存契約者が参照する情報として記載しています。契約・移行の判断は、必ずAWS公式の終了案内ページで最新状況を確認してください。次の早見表は、既存利用者が最初に確認すべき状況をまとめたものです。

項目 内容(2026年10月8日確認)
新規登録 2026年5月15日以降、Free・Proともに新規不可
既存利用者の終了日 2027年4月30日(IDEプラグイン・Pro有償サブスクリプション)
料金(既存契約者) Free: 0ドル/Pro: 19ドル・ユーザー・月
後継製品 AWSはKiroへの移行を案内
対応IDE Visual Studio Code、JetBrains IDE、Visual Studio、Eclipse IDE

Amazon Q Developerとは

Amazon Q Developerは、ソフトウェアの理解、構築、拡張、運用を支援する対話型アシスタントです。Amazon Bedrockを基盤とし、AWSのコンテンツを活用して、AWSアーキテクチャ、リソース、ベストプラクティス、公式文書などに関する回答を提示します。

名称が似ているAmazon Q Businessは、企業内の情報検索や業務支援を主目的とする別サービスです。本記事で扱う正式名称は、開発者向けの「Amazon Q Developer」です。

IDEとAWS環境で利用できる

統合開発環境(IDE)とは、コード編集、実行、デバッグなどをまとめて行うソフトウェアです。Amazon Q Developerは、Visual Studio Code、JetBrains IDE、Visual Studio、Eclipse IDEなどで利用できます。IDEごとに利用可能な機能や条件は異なります。

AWS Management Console、AWSのWebサイトやドキュメントでも、AWSサービスに関する一般的な質問や、コンソール上のエラー診断に利用できます。利用場所により認証方法、機能、利用上限が変わるため、「どこで何を行うか」を先に整理してください。

AWS Builder IDとIAM Identity Centerの違い

個人がIDEでFreeを試す場合は、AWS Builder IDで認証できます。AWS Builder IDは、AWS上の開発者向けサービスへ個人としてサインインするためのIDです。AWSアカウントがなくても、対応IDEへ拡張機能を入れて始められます。

組織でAmazon Q Developer Proを管理する場合は、AWS IAM Identity Centerの利用が基本候補です。IAM Identity Centerは、組織内ユーザーのAWSへのアクセスを一元管理する仕組みです。管理ダッシュボードやポリシー管理を使うには、契約方法による条件も確認する必要があります。

なお、IDEではIAMユーザーやIAMロールの認証情報を直接使うのではなく、AWS Builder IDまたはIAM Identity Centerで認証します。

ただし、前述のとおり2026年5月15日以降は、新規のAWS Builder IDでのFree利用開始、および新規のIAM Identity Center経由でのProサブスクリプション契約はいずれもブロックされています。この項目は、既存契約者向けの認証方式の説明として参照してください。

Amazon Q Developerでできること

Amazon Q Developerの価値は、単発のコード補完だけでなく、開発工程をまたいで支援できる点にあります。一方、出力品質は言語、コードの文脈、指示の具体性によって変わります。

コード補完、チャット、コード生成

IDEでは、入力中のコードにインライン候補を提示できます。チャットでは、開いているファイルを文脈として、コードの説明、デバッグ、リファクタリング、単体テスト生成などを依頼できます。

たとえば、次のような依頼が考えられます。

  • 「この関数の入力条件と例外処理を説明してください」
  • 「既存テストと同じ形式で境界値テストを追加してください」
  • 「変更範囲をこのフォルダに限定し、先に実装計画を示してください」
  • 「AWS Lambdaで発生したエラーについて確認項目を列挙してください」

チャットは会話内の文脈を利用しますが、別の会話へすべての文脈が引き継がれるわけではありません。対象ファイル、期待する入出力、変更禁止領域、実行するテストを毎回明確にすると、レビューしやすくなります。

agentic codingで複数工程を支援

agentic codingとは、AIが目的を工程へ分け、関連ファイルを確認しながら変更を進める機能です。Amazon Q Developerは、コードの更新案をファイルへ反映し、差分を表示できます。利用者は変更を確認し、必要に応じて元へ戻せます。

シェルコマンドを提案し、低リスクと判断したコマンドを実行する場合もあります。便利である一方、書き込みや外部通信を伴う操作には影響があります。企業利用では、最初から広い権限を与えず、読み取り、変更案の作成、承認後の実行という順序に分ける方が安全です。

テスト、ドキュメント、コードレビュー

単体テストやREADMEなどの文書生成にも利用できます。また、コードベースをレビューし、セキュリティ上の脆弱性やコード品質の問題を指摘する機能があります。

AIのレビューは、人によるレビューや既存の静的解析を置き換えるものではありません。誤検知や見落としがあり得るため、既存のCI、テスト、依存関係スキャン、承認手順と組み合わせてください。

コード変換と対応言語

Amazon Q Developerは、Javaのアップグレードなど、コード変換にも対応します。対応範囲はIDEや変換内容によって異なります。チャットとインラインチャットは幅広いプログラミング言語で利用できますが、AWSは言語の普及度などにより出力品質が変わると説明しています。

インライン候補で特にサポートされる言語には、Java、JavaScript、Python、TypeScript、C、C++、C#、Go、Rust、PHP、Ruby、SQLなどがあります。Infrastructure as Code(IaC)では、TerraformのHCL、JSON、YAML、AWS CDKのTypeScriptとPythonなどが挙げられています。

日本語でのチャットにも対応します。ただし、API名、エラーメッセージ、ライブラリの正式名称は原文も併記すると、条件の取り違えを減らせます。

MCPサーバーによる外部ツール連携

Model Context Protocol(MCP)は、AIクライアントと外部のデータやツールを接続するための仕様です。Amazon Q Developerの対応IDEでは、HTTPまたはSTDIO方式のMCPサーバーを設定できます。

設定はグローバルまたはプロジェクト単位で保存できます。ツールごとに「毎回確認」「常に許可」「拒否」を設定できるため、初期設定は毎回確認または拒否を基本にします。MCPの仕組みから確認したい場合は、MCPサーバーの基本と導入方法も参考になります。

Amazon Q Developerの料金

Amazon Q Developerには、FreeとAmazon Q Developer Proがあります。次の表は2026年10月8日時点のAWS公式情報に基づく、既存契約者向けの料金です(新規のFree登録・Pro契約は2026年5月15日以降ブロックされています)。税、為替、契約条件、リージョンによる条件は別途確認してください。

項目 Free Amazon Q Developer Pro
基本料金 0ドル 19ドル/ユーザー/月
agentic request 50回/月 上限拡大。具体的な制限は公式ページを確認
Java変換 1,000 LOC/月 4,000 LOC/月/ユーザー
ProのJava変換枠 対象外 支払アカウント単位でプール
Java変換の超過 Free枠内で利用 0.003ドル/LOC
管理ダッシュボードとポリシー管理 なし あり(契約・認証条件を確認)
データ収集 オプトアウト可能 コンテンツ収集は自動的にオプトアウト
IP補償 なし あり

agentic requestとは

agentic requestは、IDEまたはコマンドラインインターフェース(CLI)から行うQ&Aチャットやagentic codingの操作です。IDEとCLIでのリクエストが利用上限へ合算されます。

Freeでは月50回です。試用には役立ちますが、日常的に複数の開発者が使うと不足する可能性があります。Amazon Q Developer Proは上限が拡大されますが、AWSはサービスの性能維持などのため利用条件を更新する場合があると説明しています。導入時には公式料金ページとサービス制限を再確認してください。

Java変換のLOC課金

LOCはLines of Codeの略で、コードの行数を表します。FreeではJavaアップグレード向けに1ユーザー当たり月1,000 LOCが含まれます。

Amazon Q Developer Proでは、1ユーザー当たり月4,000 LOCを支払アカウント単位で合算します。たとえば10契約なら、月40,000 LOCがアカウント全体の枠です。超過分は、送信した1 LOC当たり0.003ドルです。

AWS公式情報では、変換結果が返された送信が課金計算の対象です。コメントや空行などの非コード行は数えないと説明されています。大量変換を行う場合は、AWS Cost and Usage ReportとAWS Budgetsで利用量と予算を監視してください。

FreeとProの選び方

Freeは、個人がIDEとの相性や小さなタスクの品質を確認する用途に向きます。Amazon Q Developer Proは、複数人へ継続展開し、ユーザー管理、ポリシー、コンテンツ収集の自動オプトアウト、IP補償を重視する組織の候補です。

単純な人数だけで決めず、月間利用量、管理要件、扱う情報、Java変換量を基準に選びます。新規に選定する場合、Amazon Q Developer自体は新規契約できないため、比較対象はAWSの後継製品Kiroや他社ツールになります。ほかの製品も含めた費用比較は、GitHub Copilotの料金と選び方も確認してください。

Amazon Q Developerの使い方と導入手順

この手順は、既存のAmazon Q Developer契約を持つ組織が運用を見直す場合の参考です。新規に導入する場合は、2026年5月15日以降Free・Proとも新規契約ができないため、まずAWSが後継として案内するKiroで同様の手順を検討してください。ここでは既存契約者を前提に、Visual Studio Codeを例に手順を整理します。利用可能なIDEの最低バージョンは変わり得るため、作業前に公式文書を確認してください。

1. 目的と評価指標を決める

対象業務は、既存コードの説明、テスト生成、定型修正など2〜3種類へ絞ります。評価指標には、作業時間、提案の採用率、人が修正した行数、テスト失敗数、セキュリティ指摘数を含めます。

生成したコード量だけでは効果を判断できません。レビューとテストを通過し、実際に採用された成果を測ってください。

2. 認証方法とプランを選ぶ

個人検証ならAWS Builder IDとFreeを候補にします。組織利用なら、IAM Identity Centerの対象ユーザー、Amazon Q Developer Proの契約、管理者、請求先を決めます。ただし、これらはいずれも既存契約の範囲内での話であり、新規にBuilder IDでFreeを始めたり、新規にProを契約したりすることはできません。

機密コードを扱う企業がFreeを使う場合は、後述するコンテンツ共有設定を必ず確認します。検証用リポジトリは、公開可能なサンプルや機密性の低いコードから始めると安全です。

3. IDEへ拡張機能を入れて認証する

Visual Studio Codeでは、公式MarketplaceからAmazon Qの拡張機能をインストールします。サイドバーのAmazon Qアイコンを選び、個人利用はAWS Builder ID、会社利用は管理者から指定されたIAM Identity Centerの開始URLとAWSリージョンを使って認証します。

公式文書が示す対応先は次のとおりです。

  • Visual Studio Code
  • JetBrains IDE
  • Visual Studio 2022(Windows)
  • Eclipse IDE

拡張機能は、AWSまたは各IDEの公式配布ページから取得してください。類似名の非公式拡張機能を誤って導入しないよう、提供元も確認します。

4. 小さなタスクで操作を確認する

最初は、正解を人が確認できるタスクを使います。

  1. 対象関数を開き、目的と入出力を説明させる
  2. 既存テストの形式に合わせてテスト案を作らせる
  3. agentic codingには、変更可能なフォルダと禁止事項を伝える
  4. 変更差分を人がレビューする
  5. テスト、静的解析、セキュリティスキャンを実行する

「修正して」だけでは範囲が広すぎます。「APIの応答形式を変えず、対象ファイルを限定し、先に計画を示す」のように、制約と完了条件を伝えてください。

5. PoC後に段階展開する

2〜4週間のPoCで、役割や言語が異なる利用者の結果を集めます。効果が確認できた業務だけを展開し、入力禁止情報、レビュー責任、コマンド承認、インシデント時の停止手順を社内ルールに反映します。

AIコーディング支援全体の選定軸は、AIコーディングツールの比較ガイドで整理しています。


AI導入に関するお困りごとは、株式会社NexaのAI顧問がサポートします。「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談いただけます。

AI顧問の無料相談はこちら →


企業導入で確認すべきセキュリティとデータ共有

企業導入では、「AIに入力しない情報」と「AIが実行できる操作」を分けて管理します。プランの表示だけで安全性を判断せず、AWS公式文書、組織の契約、IDE設定を確認してください。

FreeとProでコンテンツの扱いが異なる

AWSは、Amazon Q Developer Freeの質問、応答、生成コードなどを、サービス改善やモデル学習に利用する場合があると説明しています。FreeではIDE設定からコンテンツ共有をオプトアウトできます。

Amazon Q Developer Proのコンテンツは、サービス改善に利用されないと公式文書に記載されています。また、IDEのProではコンテンツ収集が自動的にオプトアウトされます。

ただし、コンテンツとクライアント側テレメトリは別です。テレメトリは提案を採用したかなどの利用状況を表し、AWSによると実際のコードは含みません。Visual Studio Codeでは設定画面で「Amazon Q: Telemetry」を検索し、共有の有無を選べます。組織管理者が変更できない個人設定もあるため、利用者向け手順に含めてください。

参照ログと公開コードに似た提案を確認する

Amazon Q Developerの提案が公開コードに似ている場合、コード参照が表示されることがあります。参照ログでは、関連するライセンスや出典を確認できます。FreeとProの両方で参照追跡と、公開コードに似た提案の抑制機能が提供されています。

参照がないことは、知的財産上の問題がないことを保証しません。採用前に、参照ログ、依存ライブラリ、ライセンス、社内の知的財産ポリシーを確認します。

最小権限と品質ゲートを設ける

MCPサーバーやシェル操作を使う場合は、アクセスできるファイル、コマンド、ネットワーク、クラウド権限を最小化します。認証情報、APIキー、個人情報、未公開の設計情報をプロンプトへ直接貼り付けないルールも必要です。

生成コードは、次の品質ゲートを通してください。

  • 人による差分レビュー
  • 単体テストと結合テスト
  • 静的解析と依存関係スキャン
  • シークレット検出
  • ライセンスとコード参照の確認
  • ステージング環境での動作確認

Amazon Q Developerは判断材料と作業案を増やす仕組みです。最終的な設計、コード、デプロイの責任は利用組織にあります。

\ AI活用の「次の一手」を一緒に考えませんか /

AI顧問の無料相談はこちら

他のAIコーディングツールとの選び分け

選定では、単純な機能数ではなく、既存環境との適合性を比較します。

選定軸 Amazon Q Developerが候補になりやすい条件 確認事項
AWSとの親和性 AWSの設計、リソース、運用に関する支援を重視 対象サービスと必要権限
IDE VS Code、JetBrains、Visual Studio、Eclipse IDEを利用 IDE別の機能差と最低バージョン
管理 IAM Identity Centerで組織管理したい 契約方式、対象リージョン、管理者権限
コード変換 Javaアップグレードを計画 対象条件、LOC、超過料金
データ方針 Proのコンテンツ取り扱いを重視 テレメトリ、ログ、利用者設定
外部連携 MCPサーバーを活用したい ツール権限、接続先、監査方法

AWS中心の開発でも、すべてのチームに同じツールが最適とは限りません。2〜3製品で同じ課題を実行し、完了時間、修正量、不具合、管理負荷を比較すると判断しやすくなります。なお、Amazon Q Developer自体は新規契約ができないため、AWS中心の開発で比較検討する場合は、後継のKiroを対象に加えてください。

無料枠だけを比べるのではなく、本番運用時のID管理、データ方針、開発者体験、契約費用まで含めて評価してください。

Amazon Q Developerに関するよくある質問

Q. Amazon Q Developerは今から新規に使えますか?

いいえ。AWSは2026年5月15日以降、新規のFree Tierアカウント作成と新規のProサブスクリプション契約をブロックしています。既にアカウントやサブスクリプションを持つ利用者は、2027年4月30日まで利用を継続できます。新規に生成AIコーディング支援を検討する場合は、AWSが後継として案内するKiroを確認してください。

Q. Amazon Q Developerはいつまで使えますか?

AWSは、Amazon Q DeveloperのIDEプラグインとPro有償サブスクリプションについて、2027年4月30日にサポートを終了すると発表しています。また2026年5月29日以降、Amazon Q Developer ProでOpus 4.6が利用できなくなります。AWS Management Console上でのQ Developerの利用は、このIDEプラグイン終了の対象に含まれていません。

Q. Amazon Q Developerは無料で使えますか?

既存契約者であれば、Freeは月50回のagentic requestを利用でき、Java変換は月1,000 LOCまで含まれます。IDEのFreeはAWS Builder IDで認証しますが、新規のFree Tierアカウント作成は2026年5月15日以降ブロックされています。上限や適用単位は利用場所と認証方法で異なるため、公式料金ページを確認してください。

Q. Amazon Q Developerは日本語に対応していますか?

はい。AWS公式文書は、IDEチャットで日本語を含む複数の自然言語をサポートすると説明しています。コード、サービス名、エラー文は英語表記も併記すると、より正確に条件を伝えやすくなります。

Q. Freeで入力したコードは学習に使われますか?

AWSは、Freeの質問、応答、生成コードなどをサービス改善やモデル学習に利用する場合があると説明しています。IDEではコンテンツ共有をオプトアウトできます。Proのコンテンツはサービス改善に利用されません。契約と最新の公式文書も確認してください。

Q. Amazon Q Developer Proはいつ選ぶべきですか?

複数人で継続利用し、管理ダッシュボード、ポリシー管理、上限の拡大、コンテンツ収集の自動オプトアウト、IP補償を重視する場合に候補です。ただし新規のPro契約は2026年5月15日以降ブロックされているため、これから選定する場合はKiroなど後継製品が対象になります。

まとめ

Amazon Q Developerは、IDEでの補完やチャットだけでなく、agentic coding、テスト生成、コードレビュー、Java変換、AWSに関する調査まで支援してきました。ただしAWSは、IDEプラグインとPro有償サブスクリプションを2027年4月30日に終了すると発表しており、新規のFree Tier作成とProサブスクリプションは2026年5月15日以降ブロックされています。既存契約者向けの料金は、Freeが月50回のagentic request、Amazon Q Developer Proが1ユーザー月額19ドルです。Java変換はFreeが月1,000 LOC、Proが月4,000 LOC/ユーザーで、Proの枠は支払アカウント単位でプールされます。超過料金は1 LOC当たり0.003ドルです。

既存契約者は、2027年4月末までの移行計画(Kiroへの切り替えや代替ツールの選定)を早めに検討してください。新規に導入する場合は、Amazon Q Developerではなく後継のKiroが検討の起点になります。導入時は、AWS Builder IDとIAM Identity Centerの使い分け、FreeとProのデータ取り扱い、MCPやコマンドの権限、生成コードの品質ゲートを確認してください。最初は対象業務を絞り、2〜4週間のPoCで品質と管理負荷を測る方法が現実的です。


AI導入に関するお困りごとは、株式会社NexaのAI顧問がサポートします。「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談いただけます。

AI顧問の無料相談はこちら →


参考にしたAWS公式情報

※料金、機能、対応IDE、利用上限、データの取り扱いは変更される可能性があります。契約や本番導入の前に、上記の公式ページで最新情報をご確認ください。




この記事で参照した外部情報

  1. Amazon Q Developer製品ページaws.amazon.com
  2. Amazon Q Developer料金ページaws.amazon.com
  3. What is Amazon Q Developer?docs.aws.amazon.com
  4. Using Amazon Q Developer in the IDEdocs.aws.amazon.com
  5. Opt out of data sharing in the IDE and command linedocs.aws.amazon.com
  6. Amazon Q Developer IDE plugins end of supportdocs.aws.amazon.com
  7. Amazon Q Developer end-of-support announcement(AWS公式ブログ)aws.amazon.com

本文中でリンクしている外部ページの一覧です(自動生成)。最終確認日は本記事の最終更新日 2026-10-08 で、リンク先の内容はその後変わることがあります。

AI導入を検討中の方へ

AIの力で、ビジネスを次のステージへ

まずはお気軽にご相談ください。貴社に最適なAI活用プランをご提案します。