GitHub Copilotのモデル別料金|34モデルとクレジット計算

GitHub Copilotのモデル別料金とクレジット計算

執筆・編集:株式会社Nexa 編集部(下書きと機械検査はAI、公開前に人が確認)/約23分で読めます。公式ドキュメント・公式発表などの一次情報を確認したうえで執筆・更新しています。AIツールの仕様や料金は変わることがあるため、導入判断の前に各公式サイトの最新情報もご確認ください。記事の作り方と検査の方針

GitHub Copilotのモデル料金はトークン単価で決まり、1クレジット=0.01米ドルです。月額料金とは分けて確認します。

  • モデル比較:標準単価34モデルを掲載。Claude Sonnet 5.5も入力2・出力10米ドル/100万トークン
  • 計算例:Sonnet 5.5で入力1万・出力1,000トークンなら3 credits。キャッシュ等は別計算
  • 課金方式:通常は利用量ベース。既存の年額Pro/Pro+で旧方式に残る契約だけ倍率を使用

対象読者:開発者、企業の情報システム担当者。

今日やること:契約の課金方式を確認し、使うモデルの単価と利用状況を照合します。

この記事の著者
株式会社Nexa 代表取締役川島 陸

一橋大学経済学部卒業後、フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧 株式会社クニエ)にて法人向けAI導入支援等を経験。独立後、AI系メディア運営やDify/n8nの導入支援を経て、株式会社Nexaを創業。法人向けAI研修・AI導入支援・AI関連メディア運営を手掛ける。

GitHub Copilotのモデル料金を比べるなら、月額プランとトークン単価を分けて確認します。現在の利用量ベース課金は、入力・出力・キャッシュの消費をAI Creditsへ換算する方式です。トークンとは、AIが文章やコードを処理するときの小さな単位です。

たとえばClaude Sonnet 5.5は、標準単価で入力1万・出力1,000トークンなら3 credits(0.03米ドル)です。これはキャッシュ・割増・割引を含まない計算例で、1タスクの料金や実測値ではありません。

先に34モデルの単価表と計算方法を確認できます。月額や付与枠は7プランの比較表、旧年額契約の倍率は旧方式の説明へ進んでください。

GitHub Copilotのモデル別料金表【2026年9月】

GitHub Copilotのモデル別料金は、入力・出力・キャッシュの単価で決まります。1 AI creditは0.01米ドルです。

この表は利用量ベース課金向けです。既存の年額Pro/Pro+で旧リクエスト課金を継続中の場合は、後述の倍率表を使います。モデル料金と旧倍率を掛け合わせて計算するものではありません。

入力はモデルへ送る情報、出力は生成された回答です。過去の入力を再利用する「キャッシュ入力」と、再利用のために保存する「キャッシュ書き込み」は別の料金区分です。下表の試算は入力と出力だけを使い、キャッシュ書き込み単価は後段で説明します。

GitHub Copilotのモデル料金を入力と出力から計算し、クレジットへ換算する流れ

図1: 図中の単価は1トークンあたりに換算して使います。試算にキャッシュ・長文割増・自動選択の割引は含みません。

消費credits =(トークン数 × モデルの単価)の合計金額 ÷ 0.01米ドル

下の表は、2026年9月29日時点で公式料金表に掲載されている34モデルの単価(標準ティア)です。金額はすべて100万トークンあたりの米ドルです。右端の「1回の試算」は、入力1万トークン・出力1,000トークンを使った場合の消費creditsを、公式単価から単純計算した値です。

モデル 区分 入力 キャッシュ入力 出力 1回の試算(credits)
OpenAI
GPT-5 mini 軽量 0.25ドル 0.025ドル 2.00ドル 0.45
GPT-5.3-Codex 高性能 1.75ドル 0.175ドル 14.00ドル 3.15
GPT-5.4 汎用 2.50ドル 0.25ドル 15.00ドル 4
GPT-5.4 mini 軽量 0.75ドル 0.075ドル 4.50ドル 1.2
GPT-5.4 nano※2 軽量 0.20ドル 0.02ドル 1.25ドル 0.325
GPT-5.5※1 高性能 5.00ドル 0.50ドル 30.00ドル 8
GPT-5.6 Luna 軽量 0.20ドル 0.02ドル 1.20ドル 0.32
GPT-5.6 Sol※1 高性能 4.00ドル 0.40ドル 20.00ドル 6
GPT-5.6 Terra 汎用 2.00ドル 0.20ドル 12.00ドル 3.2
GPT-6 Astra※1 高性能 10.00ドル 1.00ドル 50.00ドル 15
GPT-6 Luna 軽量 0.10ドル 0.01ドル 0.50ドル 0.15
GPT-6 Sol※1 高性能 2.00ドル 0.20ドル 10.00ドル 3
Anthropic
Claude Haiku 4.5 汎用 1.00ドル 0.10ドル 5.00ドル 1.5
Claude Sonnet 4※3 汎用 3.00ドル 0.30ドル 15.00ドル 4.5
Claude Sonnet 4.6 汎用 3.00ドル 0.30ドル 15.00ドル 4.5
Claude Sonnet 5 汎用 2.00ドル 0.20ドル 10.00ドル 3
Claude Sonnet 5.5 汎用 2.00ドル 0.20ドル 10.00ドル 3
Claude Opus 4.7※1 高性能 5.00ドル 0.50ドル 25.00ドル 7.5
Claude Opus 4.8※1 高性能 5.00ドル 0.50ドル 25.00ドル 7.5
Claude Opus 4.8(fast mode・preview)※1 高性能 10.00ドル 1.00ドル 50.00ドル 15
Claude Opus 5※1 高性能 5.00ドル 0.50ドル 25.00ドル 7.5
Claude Opus 5.5※1 高性能 4.00ドル 0.20ドル 20.00ドル 6
Claude Fable 5※1 高性能 10.00ドル 1.00ドル 50.00ドル 15
Claude Fable 5.1※1 高性能 10.00ドル 0.25ドル 50.00ドル 15
Google
Gemini 3.5 Flash 軽量 1.50ドル 0.15ドル 9.00ドル 2.4
Gemini 3.6 Flash※4 汎用 0.75ドル 0.075ドル 3.75ドル 1.125
Gemini 3.7 Flash※4 汎用 0.75ドル 0.075ドル 3.75ドル 1.125
Gemini 3.8 Flash※4 汎用 0.75ドル 0.075ドル 3.75ドル 1.125
Microsoft
MAI-Code-1.1-Flash 軽量 0.20ドル 0.02ドル 1.20ドル 0.32
xAI
Grok 4.5 汎用 2.00ドル 0.50ドル 6.00ドル 2.6
Grok 4.6 汎用 2.00ドル 0.50ドル 6.00ドル 2.6
Grok 4.7 汎用 2.00ドル 0.50ドル 6.00ドル 2.6
Moonshot AI
Kimi K2.7 Code 汎用 0.95ドル 0.19ドル 4.00ドル 1.35
Kimi K3 高性能 3.00ドル 0.30ドル 15.00ドル 4.5
  • ※1 Copilot Proでは選べず、Pro+、Max、Business、Enterpriseで利用できるモデルです。
  • ※2 GPT-5.4 nanoは、Codex VS Code拡張機能(Copilot Pro+のみ)での提供で、Copilot Chatでは使えません。
  • ※3 Claude Sonnet 4は料金表には掲載されていますが、プラン別の利用可能モデル一覧には載っていません。
  • ※4 Gemini 3.6 Flash、3.7 Flash、3.8 Flashの単価は、2026年12月31日までのプロモーション価格です。

料金表への掲載は、すべてのプランでの提供を意味しません。たとえばClaude Sonnet 4.6は、確認時点のプラン表ではPro/Pro+に掲載され、Max/Business/Enterpriseは対象外です。Copilot FreeとCopilot Studentは、モデルを自分で選べず、自動モデル選択のみで利用します。利用できるモデルはプランと管理者の設定によって変わるため、プラン別の利用可能モデル一覧もあわせて確認してください。

出典はGitHub公式のModels and pricing for GitHub Copilotです。単価と掲載モデルは変更されるため、予算を組む前に最新の表を確認してください。

同じ作業でもモデルで消費量はどれだけ変わるか

入力1万トークン・出力1,000トークンという同じ条件で比べると、最も単価の低いGPT-6 Lunaと、最も単価の高いGPT-6 Astraでは、消費creditsに100倍の差が出ます。

モデル 区分 1回の試算(credits) 1,000 credits(10米ドル分)で使える回数
GPT-6 Luna 軽量 0.15 約6,666回
GPT-5 mini 軽量 0.45 約2,222回
Claude Haiku 4.5 汎用 1.5 約666回
Claude Sonnet 5 汎用 3 約333回
GPT-5.4 汎用 4 約250回
Claude Opus 5 高性能 7.5 約133回
GPT-6 Astra 高性能 15 約66回

この試算には、キャッシュ入力、キャッシュ書き込み、長いコンテキストの割増を含めていません。エージェント機能は1つのタスクの中でモデルを何度も呼び出すため、実際の消費量は1回の試算より大きくなります。正確な見積もりには、利用状況の画面に表示される実績値を使ってください。

Claude Sonnet 5.5で3 creditsになる計算例

入力1万トークン×2米ドル÷100万=0.02米ドル、出力1,000トークン×10米ドル÷100万=0.01米ドルです。合計0.03米ドルを0.01で割ると3 creditsになります。公式単価からの試算であり、NexaがCopilotで実行して計測した値ではありません。

実際はキャッシュの読み書きや複数回のモデル呼び出しを含みます。同じ依頼文でも、会話履歴や読んだファイル、回答の長さが違えば料金は変わります。「1回3 credits」を固定料金として予算に使わないでください。

長いコンテキストとキャッシュ書き込みの単価

一部のモデルには、入力量が一定のしきい値を超えると適用される「Long context」ティアがあります。標準ティアより単価が上がるため、大きなリポジトリを丸ごと読み込ませる使い方では注意が必要です。

モデル 適用される入力量 入力 キャッシュ入力 出力
GPT-5.4 27.2万トークン超 5.00ドル 0.50ドル 22.50ドル
GPT-5.5 27.2万トークン超 10.00ドル 1.00ドル 45.00ドル
GPT-5.6 Luna 20万トークン超 0.40ドル 0.04ドル 1.80ドル
GPT-5.6 Sol 27.2万トークン超 8.00ドル 0.80ドル 30.00ドル
GPT-5.6 Terra 27.2万トークン超 4.00ドル 0.40ドル 18.00ドル
GPT-6 Astra 27.2万トークン超 20.00ドル 2.00ドル 75.00ドル
GPT-6 Luna 27.2万トークン超 0.20ドル 0.02ドル 0.75ドル
GPT-6 Sol 27.2万トークン超 4.00ドル 0.40ドル 15.00ドル
Grok 4.5/4.6/4.7 20万トークン超 4.00ドル 1.00ドル 12.00ドル

GPT-5.6系、GPT-6系、Anthropicのモデルには、キャッシュ入力とは別に「キャッシュ書き込み」の単価があります。たとえば標準ティアで、Claude Sonnet 5は100万トークンあたり2.50ドル、GPT-6 Astraは12.50ドルです。

コード補完とコードレビューの扱い

コード補完とNext Edit SuggestionsはAI Creditsの課金対象外で、有料プランでは無制限に使えます。モデル別の単価が関係するのは、Chat、CLI、cloud agentなど、AIモデルを呼び出す機能です。

Copilot code reviewは例外で、使用モデルが自動で選ばれ、どのモデルが使われたかは開示されません。トークン消費分のAI Creditsに加えて、レビューを動かす基盤としてGitHub Actionsの実行時間も消費します。

GitHub Copilotのプラン別料金一覧【2026年9月】

GitHub Copilotには、Free、Student、Pro、Pro+、Max、Business、Enterpriseの7プランがあります。本記事のモデル表は標準単価です。月額、毎月含まれるAI Credits、選べるモデルの範囲はプランごとに異なります。

プラン 主な対象 公称料金 月間AI Creditsの目安 管理機能
Copilot Free 個人の試用 無料 無料枠あり 個人向け
Copilot Student 認証済み学生 無料 学生向け枠あり 個人向け
Copilot Pro 日常的に使う個人 月10米ドル 1,500 個人向け
Copilot Pro+ 高度モデルを使う個人 月39米ドル 7,000 個人向け
Copilot Max 高負荷で使う個人 月100米ドル 20,000 個人向け
Copilot Business 組織・企業 1付与座席あたり月19米ドル 1座席あたり1,900を共有 組織ポリシー、請求管理
Copilot Enterprise 大規模組織 1付与座席あたり月39米ドル 1座席あたり3,900を共有 高度な企業管理、監査・統制

価格は米ドル表記で、税、為替、契約条件によって実際の円支払額は変わります。固定の円換算額で予算化せず、「米ドル価格×利用席数」に税と為替変動の余裕を加えてください。

GitHub Copilotの個人向け有料3プランで月額料金と毎月のクレジット枠を比較

図2: 月額と付与枠を比較します。選べるモデルや割増条件、旧年額契約の課金方式は別に確認してください。

出典はGitHub公式のプラン一覧と料金ページです。料金・利用枠は変更されるため、契約直前にも再確認してください。

GitHub Copilotとは

GitHub Copilotは、コード補完だけでなく、チャット、コードレビュー、コマンドライン、クラウド上のコーディングエージェントなどを提供するAI開発支援サービスです。

現在の料金比較で重要なのは、「コード補完」と「AIモデルを使う機能」を分けて考えることです。有料プランではコード補完とNext Edit Suggestionsを無制限で使えますが、Chat、CLI、cloud agentなどの利用はAI Creditsを消費します。

AIコーディングツール全体の違いを先に整理したい方は、AIコーディングツールの比較ガイドも参考にしてください。

2026年のGitHub AI Creditsとは

GitHub AI Creditsは、Copilot内のAIモデル利用を共通の単位で測る仕組みです。

公式ドキュメントでは、1 AI credit=0.01米ドルと定義されています。ただし、「1回の質問が常に1 credit」という意味ではありません。

消費量は主に次の要素で変わります。

  • 選択したAIモデル
  • 入力したプロンプトのトークン数
  • AIが生成した回答のトークン数
  • キャッシュ済みトークンの有無
  • エージェントが実行する処理量

そのため、従来のように「月何回使えるか」だけで判断するのは難しくなりました。同じ1回のChatでも、短い質問と大規模リポジトリを参照する複雑なタスクでは消費量が異なります。

有料プランでは、Copilot Chat、Copilot CLI、GitHub Copilot app、cloud agentで自動モデル選択を使うと、モデル費用が10%割引になります。消費を抑えたい場合は、軽量モデルへの切り替えと自動モデル選択の利用が選択肢になります。

モデルの「倍率」は旧方式の年額プランだけに残る

以前のGitHub Copilotは、モデルごとに決められた倍率でプレミアムリクエストを消費する方式でした。この倍率は、2026年6月1日以降の利用量ベースの課金には適用されません。

倍率が今も使われるのは、年額のCopilot ProまたはPro+を契約していて、旧来のリクエスト課金に残っている利用者だけです。公式ドキュメントでは、この契約の利用者は新しいモデルや機能を利用できないと案内されています。

モデル 倍率(旧リクエスト課金)
Claude Haiku 4.5 0.33倍
Claude Opus 4.7 27倍
Claude Opus 4.8 27倍
Claude Sonnet 4.6 9倍
Gemini 3 Pro 6倍
Gemini 3.5 Flash 14倍
GPT-4o 0.33倍
GPT-4o mini 0.33倍
GPT-5.1 3倍
GPT-5.1-Codex 3倍
GPT-5.1-Codex-Mini 0.33倍
GPT-5.1-Codex-Max 3倍
GPT-5.3-Codex 6倍
GPT-5.4 6倍
GPT-5.4 mini 6倍
GPT-5.5 57倍
GPT-5 mini 0.33倍
MAI-Code-1.1-Flash 0.25倍

同じ旧方式では、Copilot code reviewの倍率は13倍です。自動モデル選択を使うと倍率が10%割り引かれます。出典はModel multipliers for annual plans on request-based billing (legacy)です。

Pro、Pro+、Maxの月間枠

個人向け有料プランの内訳は次のとおりです。

プラン 基本クレジット Flex割当 月間合計
Pro 1,000 500 1,500
Pro+ 3,900 3,100 7,000
Max 10,000 10,000 20,000

個人向け課金の公式説明によると、基本クレジットはプランに含まれる固定枠です。Flex割当は、モデル価格や効率改善などAIの経済性に応じて変動し得る部分です。

未使用のAI Creditsは翌月へ繰り越せません。個人プランの枠は毎月1日00:00 UTCにリセットされます。

枠を使い切ったときの選択肢

個人ユーザーが月間枠を使い切った場合、次の3つから選びます。

  1. 上位プランへ差額でアップグレードする
  2. 追加利用の予算を設定する
  3. 翌月のリセットまで対象機能の利用を待つ

追加利用は1 AI credit=0.01米ドルで、単価は上のモデル別料金表と同じです。たとえば追加予算10米ドルなら1,000 credits、100米ドルなら10,000 creditsが上限の目安になります。

追加利用には上限が設けられる場合があります。また、iOSまたはAndroidのGitHub MobileからCopilotを契約した場合は、AI Creditsの追加購入を利用できません。

ただし、creditsから「質問回数」への一律換算はできません。予算を設定するときは、実際の利用状況を1〜2週間観測し、日次消費量から月末までの見込みを出すほうが正確です。

個人向け5プランの違い

Copilot Free:まず使用感を確かめる

Copilot Freeは無料で、月2,000回のコード補完を利用できます。モデルは自動モデル選択のみです。初めてAIコーディング支援を試す人や、利用頻度が低い人に向いています。

一方、AIモデルを使う機能には無料枠の制限があります。日常的にChatやエージェント機能を使うと不足しやすいため、仕事で継続利用する場合はPro以上を検討します。

Copilot Student:認証済み学生向け

Copilot Studentは、GitHub Educationの認証条件を満たす学生向けの無料プランです。無制限のコード補完に加え、学生向けのAI Creditsが含まれます。

学生であれば自動的に適用されるとは限りません。学校発行メールアドレスなどを用いてGitHub Educationの申請・認証を完了する必要があります。資格確認や更新条件はGitHub公式の学生向け案内で確認してください。

Copilot Pro:個人利用の基本プラン

Copilot Proは月額10米ドルで、月1,500 AI Creditsが含まれます。

コード補完を継続的に使いながら、Chatや複数モデルも適度に利用する個人開発者に向くプランです。無料枠では不足するものの、高負荷なエージェント処理を毎日続けるわけではない場合、最初の有料候補になります。

認証済みの教師や、GitHubが定める人気オープンソースプロジェクトのメンテナーは、条件を満たせばCopilot Proを無料で利用できる場合があります。条件はGitHub公式の案内で確認できます。

Copilot Pro+:モデル選択と利用量を増やす

Copilot Pro+は月額39米ドルで、月7,000 AI Creditsが含まれます。

Proよりも高度なモデルへのアクセスと大きな利用枠が必要な個人向けです。複雑な実装、調査、コードレビューをAIへ頻繁に依頼する場合は、Proで都度追加購入するよりPro+のほうが予算を読みやすくなります。

Copilot Max:高負荷利用向け

Copilot Maxは月額100米ドルで、月20,000 AI Creditsが含まれます。

複数のエージェントや高度モデルを日常的に使い、Pro+でも追加利用が恒常化する個人向けです。月額だけを見ると高く感じますが、毎月の追加予算が大きい場合はMaxへまとめることで上限管理を単純化できます。

判断基準は「一番高性能そうだから」ではなく、実測した月間消費量です。まず下位プランで利用量を測り、継続的に枠を超える場合に引き上げるのが合理的です。

法人向けBusinessとEnterpriseの料金

Copilot Businessは1付与座席あたり月額19米ドル、Copilot Enterpriseは月額39米ドルです。

法人の座席・請求周期の公式説明も確認してください。データ所在地指定やFedRAMP対応のリクエストでは、公式に10%のモデル倍率増が案内されています。本記事の標準単価をそのまま全契約に適用しないでください。

「付与座席」とは、単に組織に所属している人数ではなく、Copilotのライセンスを割り当てたユーザー数を指します。休眠アカウントや不要な座席を放置すると費用が増えるため、入退社や異動に合わせた棚卸しが欠かせません。

比較軸 Business Enterprise
1座席あたり月額 19米ドル 39米ドル
1座席あたり月間AI Credits 1,900 3,900
Creditsの扱い 請求主体内で共有 請求主体内で共有
主な選定軸 組織管理と標準的な統制 大規模運用、高度な統制・企業機能

法人のAI Creditsは共有プールになる

法人向けプランでは、各ユーザーの枠を完全に個別管理するのではなく、付与座席数に応じたAI Creditsを請求主体単位でプールします。

たとえばBusinessを100席付与すると、通常の月間プールは190,000 creditsです。利用が少ない人の未使用分を、利用が多い人が同じプール内で使えるため、組織全体として効率化できます。

一方、少数のヘビーユーザーが大量に消費すると全体枠へ影響します。企業では次の設定を事前に決めてください。

  • 追加利用を許可するか
  • 組織全体の月間予算をいくらにするか
  • ユーザー単位の予算を設定するか
  • 予算到達時に誰へ通知するか
  • 高コストモデルやエージェント機能の利用方針

法人向け課金の公式説明では、追加利用は既定で有効です。付与分を超える支出を防ぎたい場合は、管理者がAI Controlsの設定で「AI credits paid usage」ポリシーを明示的に無効にする必要があります。

追加利用を許可せず共有枠を使い切ると、対象機能は次回更新まで停止します。予算切れの際に低コストモデルへ自動で切り替わるわけではありません。

GitHub Copilotの法人料金で、座席と共有枠を確認し追加利用と予算上限を決める手順

図3: 共有枠を使い切った際に停止するのは追加利用を許可しない場合です。許可する場合も予算上限を決めます。

なお、GitHubは2026年4月22日に、GitHub FreeまたはGitHub Teamの組織からCopilot Businessへ申し込む新規セルフサービス登録を一時停止すると告知しました。再開の告知は2026年9月27日時点で確認できていないため、導入前に自社の契約経路と申込可否を申込画面で確認してください。

10席・100席で導入する場合の費用試算

以下は、2026年9月29日時点の公称月額を単純計算した例です。税、為替、値引き、追加AI Creditsは含みません。

プラン 席数 月額 12か月分 通常の月間共有Credits
Business 10席 190米ドル 2,280米ドル 19,000
Enterprise 10席 390米ドル 4,680米ドル 39,000
Business 100席 1,900米ドル 22,800米ドル 190,000
Enterprise 100席 3,900米ドル 46,800米ドル 390,000

この表だけで総費用を確定してはいけません。実際の予算では、次の式で見積もります。

月間総費用 = 座席単価 × 付与座席数 + 追加AI Credits利用額 + 税・為替影響

たとえばBusiness 100席で追加利用予算を月1,000米ドルに設定すると、ライセンス固定費との合計上限は月2,900米ドルです。追加予算1,000米ドルは100,000 creditsに相当します。

ただし、予算は使い切る前提の料金ではなく上限です。最初から大きく設定するより、部署単位の試験導入で実績を取り、利用率と成果を見て調整するほうが安全です。


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自社に合うプランの選び方

個人はFreeから利用量で上げる

個人利用の目安は次のとおりです。

  • まず試す: Free
  • 学生資格がある: Student
  • 毎日のコード補完と適度なChat: Pro
  • 高度モデルやエージェントを頻繁に使う: Pro+
  • Pro+でも追加購入が恒常化する: Max

「どのモデルが使えるか」だけで契約すると、利用しない枠へ払い続けることがあります。月間消費creditsと、AIで短縮できた時間をセットで測ってください。

法人は管理要件を先に決める

法人はBusinessとEnterpriseの価格差だけでなく、次の質問へ答えてから選びます。

  1. 導入対象は何人か
  2. ソースコードや機密情報の利用ルールは決まっているか
  3. 組織ポリシーを誰が管理するか
  4. 追加利用予算をどの単位で設定するか
  5. 監査ログや利用状況を誰がレビューするか
  6. GitHub Enterprise Cloudとの統合が必要か

Enterprise固有機能が必要ない段階では、Businessで小さく始め、管理負荷と利用成果を確認する方法があります。反対に、大規模組織で監査や企業レベルの統合要件が明確なら、初期費用だけでBusinessを選ぶと移行コストが増える可能性があります。

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料金以外で確認すべき3つの注意点

1. 入力してよい情報を定義する

開発者がCopilot Chatやエージェントへ貼り付ける内容には、ソースコード、設定ファイル、ログ、顧客情報が含まれる可能性があります。

企業は「入力禁止情報」「利用可能なリポジトリ」「人によるレビューが必要な作業」を明文化してください。BusinessとEnterpriseでは、必要に応じてコンテンツ除外も設定します。ただし、IDE内のCopilot Chatのエージェントモードはコンテンツ除外に対応しません。除外設定だけで機密情報を保護できると考えないでください。

Claude Fable 5/5.1は、他のClaudeモデルとデータ保持条件が異なります。公式プラン表の脚注にある安全性監視とZDRの適用条件を、管理者が確認してから有効にしてください。

2. 生成コードをそのまま採用しない

AIが生成したコードには、脆弱性、実行環境との不整合、存在しないAPI、ライセンス上の懸念が残ることがあります。

テスト、静的解析、コードレビュー、依存関係の検査を従来どおり実施してください。AIはレビュー工程の代替ではなく、開発を補助する道具です。

AIエージェントの権限設計については、AI生成コードとセキュリティの論点も参考になります。

3. 「導入率」ではなく成果を測る

座席を配っただけでは投資対効果を判断できません。

  • アクティブ利用者率
  • 月間AI Credits消費
  • 実装・レビュー時間の変化
  • テスト追加率
  • 手戻りや障害件数
  • 開発者の満足度

これらを導入前後で比較します。credits消費が増えても、リードタイム短縮や品質向上につながっていなければ、使い方の見直しが必要です。

GitHub Copilotの料金に関するよくある質問

Q. GitHub Copilotのモデルごとの料金はどう決まりますか?

モデルごとに入力・キャッシュ入力・出力のトークン単価が決まっており、使ったトークンの金額を1 AI credit=0.01米ドルで換算します。2026年9月29日時点の標準ティアでは、100万トークンあたり入力0.10〜10.00米ドル、出力0.50〜50.00米ドルです。

Q. GitHub Copilotの1クレジットはいくらですか?

1 AI creditは0.01米ドルです。追加利用の予算を10米ドルに設定すると1,000 credits分になります。プランに含まれるcreditsを超えた分も、同じ単価で計算されます。

Q. GitHub Copilotで最も単価が低いモデルはどれですか?

2026年9月29日時点の公式料金表では、GPT-6 Lunaが100万トークンあたり入力0.10米ドル・出力0.50米ドルで最も低い単価です。最も高い単価は入力10.00米ドル・出力50.00米ドルで、GPT-6 Astra、Claude Fable 5などが該当します。

Q. モデルの倍率(プレミアムリクエスト)は今も使われますか?

2026年6月1日に利用量ベースの課金へ移行したため、通常の契約では使われません。倍率が適用されるのは、年額のCopilot ProまたはPro+で旧来のリクエスト課金に残っている利用者だけです。

Q. GitHub Copilotは無料で使えますか?

はい。Copilot Freeは無料で、月2,000回のコード補完を利用できます。AIモデルを使う機能には無料枠があるため、継続的に使う場合はPro以上を検討します。認証済み学生はStudent、条件を満たす教師や人気オープンソースメンテナーはProを無料利用できる場合があります。

Q. GitHub Copilot Proの料金はいくらですか?

2026年9月29日時点で月額10米ドルです。月1,500 AI Creditsが含まれ、内訳は基本1,000 creditsとFlex割当500 creditsです。税や為替によって円換算額は変わります。

Q. GitHub Copilot Businessの料金はいくらですか?

1付与座席あたり月額19米ドルです。1座席あたり月1,900 AI Creditsが組織の共有プールへ加算されます。100席なら固定費は月1,900米ドル、通常枠は190,000 creditsです。

Q. AI Creditsを使い切るとどうなりますか?

個人は上位プランへの変更、追加予算の設定、翌月まで待つ方法があります。法人は追加利用を許可していれば従量課金で継続し、許可していなければ対象機能が次回更新まで停止します。

Q. コード補完もAI Creditsを消費しますか?

有料プランでは、コード補完とNext Edit SuggestionsはAI Creditsの課金対象外で無制限です。Chat、CLI、cloud agent、Spaces、Spark、外部コーディングエージェントなどはcreditsを消費します。

Q. GitHub CopilotとCodex CLIはどちらが安いですか?

料金体系と含まれる機能が異なるため、月額だけでは比較できません。GitHub CopilotはIDE・GitHubとの統合や組織管理、Codex CLIはターミナル中心のエージェント運用が判断軸になります。詳しくはCodex CLIの解説をご覧ください。

まとめ

GitHub Copilotのモデル別料金は、モデルごとのトークン単価で決まります。標準ティアの単価は100万トークンあたり入力0.10〜10.00米ドル、出力0.50〜50.00米ドルで、軽量モデルと高性能モデルでは消費量に大きな差が出ます。

プランの月額は、個人向けが無料〜月100米ドル、法人向けが1付与座席あたり月19〜39米ドルです。

2026年の比較で最も重要なのは、旧「プレミアムリクエスト」ではなくGitHub AI Creditsを基準にすることです。1 creditは0.01米ドルですが、1回の操作に必要なcreditsはモデルとトークン量で変わります。

個人はFreeから始めて実測した消費量でPro、Pro+、Maxへ上げる。企業はBusinessとEnterpriseの機能差に加え、共有プール、追加予算、監査、情報管理まで設計する。この順序なら、不要な固定費と予期しない従量課金を抑えられます。


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この記事で参照した外部情報

  1. プラン別の利用可能モデル一覧docs.github.com
  2. Models and pricing for GitHub Copilotdocs.github.com
  3. 料金ページgithub.com
  4. Model multipliers for annual plans on request-based billing (legacy)docs.github.com
  5. 個人向け課金の公式説明docs.github.com
  6. GitHub公式の学生向け案内docs.github.com
  7. GitHub公式の案内docs.github.com
  8. 法人の座席・請求周期の公式説明docs.github.com
  9. 法人向け課金の公式説明docs.github.com
  10. github.bloggithub.blog
  11. コンテンツ除外docs.github.com
  12. 公式プラン表の脚注docs.github.com

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