Claude Codeのセキュリティ設定とアップデート方法|最新2.1.286

Claude Code アップデート方法と最新バージョン|2026年9月の新機能まとめ

公式ドキュメント・公式発表などの一次情報を確認したうえで、株式会社Nexaが執筆・更新しています。AIツールの仕様や料金は変わることがあるため、導入判断の前に各公式サイトの最新情報もご確認ください。運営会社について

Claude Codeのアップデートは、ターミナルで claude update を実行します。公式インストーラーで入れた場合は自動で更新されます。2026年10月1日時点の最新バージョンは2.1.286(9月30日公開)です。自動更新を止めるとセキュリティ修正も自動では入らなくなるため、止める場合はバージョン管理のセキュリティ設定もあわせて確認してください。

  • 更新コマンド: claude update。Homebrewは brew upgrade claude-code、WinGetは winget upgrade Anthropic.ClaudeCode、npmは npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest
  • バージョン確認: claude --version。更新の状態まで見るなら claude doctor
  • 自動更新: 公式インストーラー版は自動。Homebrew・WinGet・apt・dnf・apkは既定では手動。停止は DISABLE_AUTOUPDATER
  • セキュリティ設定: 自動更新の完全停止は DISABLE_UPDATES、起動できるバージョンの範囲指定は requiredMinimumVersion/requiredMaximumVersion、制限付き起動は --restricted
  • 2026年の主な変更: auto modeが既定の権限モードに(8月14日〜)、既定モデルがOpus 5.5・Sonnet 5.5へ切り替わり(9月22日・9月28日)、AGENTS.md対応(9月18日)など

対象: Claude Codeを使っている方、社内の利用バージョン・セキュリティ設定を管理する情報システム・DX推進の担当者

確認日: 2026年10月1日(Anthropic公式ドキュメントのセットアップ・security・changelog・What’s new・モデル設定、GitHubのリリース、npmの配布タグで確認)

この記事の著者
株式会社Nexa 代表取締役川島 陸

一橋大学経済学部卒業後、フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧 株式会社クニエ)にて法人向けAI導入支援等を経験。独立後、AI系メディア運営やDify/n8nの導入支援を経て、株式会社Nexaを創業。法人向けAI研修・AI導入支援・AI関連メディア運営を手掛ける。

Claude Codeを最新版にするには、ターミナルで claude update を実行します。公式インストーラーで入れた場合は、起動時と実行中に更新が確認され、バックグラウンドで自動的に更新されます。HomebrewやWinGetで入れた場合は、既定では自動更新されないため、それぞれのコマンドで更新します。

2026年10月1日に公式のchangelogを確認した時点で、最新バージョンは2.1.286(2026年9月30日公開)です。2026年1月から9月30日までに公式changelogへ掲載されたバージョンを数えると230件で、月に20〜28件のペースで更新されています。

この記事では、前半でアップデートのやり方(更新コマンド、バージョンの確認、インストール方法ごとの違い、自動更新の設定、バージョン管理に関わるセキュリティ設定)を説明し、後半で2026年の主な変更点を時系列の表にまとめます。コマンド、バージョン番号、日付は、Anthropic公式ドキュメントとGitHubのリリースを開いて確認したものだけを載せています。

Claude Codeのアップデート方法と最新バージョン【結論】

更新の方法は、Claude Codeをどの方法でインストールしたかで変わります。公式が推奨するのは公式インストーラー(ネイティブインストール)で、この場合は自動更新されます。手動で今すぐ更新したいときは claude update を実行します。

インストール方法別の早見表

インストール方法 自動更新 手動で更新するコマンド
公式インストーラー
(ネイティブ・推奨)
あり(バックグラウンドで更新し、次回の起動時に反映) claude update
Homebrew 既定ではなし brew upgrade claude-code
または brew upgrade claude-code@latest
WinGet 既定ではなし winget upgrade Anthropic.ClaudeCode
apt(Debian・Ubuntu) なし sudo apt update && sudo apt upgrade claude-code
dnf(Fedora・RHEL) なし sudo dnf upgrade claude-code
apk(Alpine Linux) なし apk update && apk upgrade claude-code
npm グローバルディレクトリに書き込める場合は対象。書き込めない場合は起動時に通知が出る npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest
デスクトップアプリ macOS・Windowsは起動時に自動更新。Linuxはaptで更新 macOS・Windowsは claude.com/download から入手し直すことも可能

出典: セットアップ(公式ドキュメント)、デスクトップアプリ(公式ドキュメント)

最新バージョン(2026年10月1日確認)

チャンネル バージョン 内容
latest(既定) 2.1.286 2026年9月30日公開。新機能が公開と同時に届く
stable 2.1.285 2026年9月29日公開。通常は数日〜1週間ほど遅れたバージョンで、大きな不具合があったリリースは飛ばされる(確認時点ではlatestとの差は1バージョン)

バージョン番号と日付は公式changelogとGitHubのリリース、チャンネルごとのバージョンはnpmの配布タグで確認しました。日付は公式changelogの表示(米国時間)に合わせています。リリースは数日おきに出るため、読んでいる時点の最新は公式changelogで確認してください。

Claude Codeのアップデートとセキュリティ設定

「Claude Code セキュリティ」で調べている方の多くは、権限システムやサンドボックスなど運用全体の安全対策を知りたいはずです。この記事はアップデート方法の解説が中心のため、権限ベースのアーキテクチャ(Manual mode・auto modeの分類器)、サンドボックス化されたbashツール、プロンプトインジェクション対策、機密ファイルの除外といった論点は扱いません。これらは公式ドキュメントのセキュリティガイドにまとまっています。

ここでは、アップデート・バージョン管理の観点から関わるセキュリティ設定を整理します。

設定 セキュリティ上の意味
DISABLE_AUTOUPDATER バックグラウンドの自動更新確認を止める設定。止めるとセキュリティ修正を含む更新も自動では入らなくなるため、手動で更新する日を決めておく必要がある
DISABLE_UPDATES 手動更新も含めてすべての更新経路を止める設定。自社の配布経路で検証済みバージョンだけを配る運用に使う
requiredMinimumVersion / requiredMaximumVersion 起動できるバージョンの範囲を組織の管理設定で指定。範囲外のバージョンは起動せず、承認済みバージョンへ案内する
--restricted コマンド実行系のツールと利用者の設定を外して起動するフラグ。検証用途や制限された環境での起動に使う
self-hosted environment(claude self-hosted-runner) Web・モバイル・デスクトップから開始したセッションを自社運用のマシン・コンテナで実行する設定。Team・Enterprise向け

2026年8月14日からは、Pro・Max・Teamプランの新規セッションでauto modeが既定の権限モードになりました。auto modeは分類器が操作の安全性を判断する仕組みで、安全な操作はそのまま実行され、破壊的・不審な操作は止められます。この既定値を変えたくない場合は、組織の管理設定で既定の権限モードを指定できます。権限モード・サンドボックス・プロンプトインジェクション対策の詳細は公式セキュリティガイドを参照してください。

出典: セキュリティ(公式ドキュメント)、セットアップ(公式ドキュメント)

バージョンの確認方法

手元のClaude Codeのバージョンは、次のコマンドで確認できます。

claude --version

正常にインストールされていれば、2.1.284 (Claude Code) のようにバージョン番号が表示されます。-v でも同じ結果になります。

更新がうまくいっているかまで確認したい場合は、次のコマンドを使います。

claude doctor

claude doctor は、セッションを開始せずにインストールの状態と設定の診断結果を表示します。直近の更新の結果、自動更新が有効かどうか、設定ファイルの検証エラーが確認できます。読み取り専用のため、実行しても設定は変わりません。

確認したいこと コマンド 表示される内容
いまのバージョン claude --version バージョン番号
更新の状態・自動更新の有効/無効 claude doctor インストールの状態、直近の更新結果、設定の検証エラー
セッション中に診断して修正まで行う /doctor セットアップの診断。問題があれば修正も実行できる
複数のインストールが混在していないか which -a claude PATH上にある claude の場所の一覧(macOS・Linux)

出典: セットアップ(公式ドキュメント)、CLIリファレンス(公式ドキュメント)

インストール方法別のアップデート手順

ここからは、インストール方法ごとの手順です。どの方法で入れたか分からない場合は、前の章の表にあるコマンドで確認してから進めてください。

公式インストーラー(ネイティブインストール)

公式インストーラーで入れたClaude Codeは、起動時と実行中に定期的に更新を確認します。更新はバックグラウンドでダウンロードとインストールが行われ、次にClaude Codeを起動したときに反映されます。

次の確認を待たずに更新したいときは、次のコマンドを実行します。

claude update

更新された場合は Successfully updated from <旧バージョン> to version <新バージョン>、すでに最新の場合は Claude Code is up to date (<バージョン>) と表示されます。

Homebrew(macOS・Linux)

Homebrewには2つのcaskがあります。インストールしたcaskに合わせて更新します。

cask 追従するチャンネル 更新コマンド
claude-code stable(通常は約1週間遅れ) brew upgrade claude-code
claude-code@latest latest(公開と同時) brew upgrade claude-code@latest

Homebrewは更新後も古いバージョンをディスクに残します。公式は、定期的に brew cleanup を実行して容量を空けるよう案内しています。

WinGet(Windows)

winget upgrade Anthropic.ClaudeCode

WinGetで入れた場合も、既定では自動更新されません。定期的にこのコマンドを実行します。

HomebrewとWinGetで自動更新を有効にする

環境変数 CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE を 1 に設定すると、新しいバージョンが出たときにClaude Codeがバックグラウンドで更新コマンドを実行し、成功すると再起動を促します。更新されるのはClaude Codeのパッケージだけです。この設定は2026年5月6日公開の2.1.129で追加されました。WinGetでは、Claude Codeの実行中はWindowsが実行ファイルをロックするため、この自動の更新が失敗することがあります。その場合は手動用のコマンドが表示されます。apt・dnf・apkは管理者権限が必要なため、引き続き手動で更新します。

apt・dnf・apk(Linuxのパッケージマネージャー)

# Debian・Ubuntu
sudo apt update && sudo apt upgrade claude-code

# Fedora・RHEL
sudo dnf upgrade claude-code

# Alpine Linux
apk update && apk upgrade claude-code

各リポジトリにはstableとlatestの2つのチャンネルがあり、公式の手順はstableを設定します。

npm

npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest

公式は npm update -g を避けるよう案内しています。最初のインストール時のバージョン範囲に従うため、最新版に上がらない場合があるためです。sudo npm install -g も、権限の問題とセキュリティ上のリスクがあるため使わないよう書かれています。

npmパッケージは、2.1.198以降でNode.js 22以上を要件としています。古いNode.jsではインストール時に警告が出ますが、インストール自体は完了し、Claude Codeも動作します。npmパッケージが入れるのは公式インストーラーと同じネイティブバイナリで、実行時にNode.jsは使われません。

2026年1月21日公開の2.1.15では、npmでインストールしている利用者に向けて、公式インストーラーへの移行(claude install)を案内する通知が追加されました。2026年10月1日時点の公式ドキュメントにはnpmでのインストール手順が掲載されており、推奨は公式インストーラーです。

特定のバージョンを入れる

公式インストーラーにバージョン番号かチャンネル名を渡すと、そのバージョンをインストールできます。

# macOS・Linux・WSL: バージョンを指定
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s 2.1.89

# macOS・Linux・WSL: stableチャンネル
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s stable

# Windows PowerShell: バージョンを指定
& ([scriptblock]::Create((irm https://claude.ai/install.ps1))) 2.1.89

インストール時に選んだチャンネルは、その後の自動更新の既定になります。新規インストールの手順はClaude Codeのインストール手順を解説した記事にまとめています。

出典: セットアップ(公式ドキュメント)、公式changelog

自動更新の設定|リリースチャンネル・停止・バージョン固定

自動更新は、受け取るタイミングを遅らせる、止める、下限を決める、の3つを設定できます。設定は settings.json に書きます。

やりたいこと 設定 動き
約1週間遅れの安定版を使う "autoUpdatesChannel": "stable" 自動更新と claude update の両方がstableチャンネルに従う
これより古いバージョンに下げない "minimumVersion": "2.1.100" 指定より古いバージョンは自動更新でも claude update でも入らない
自動更新だけ止める "env": {"DISABLE_AUTOUPDATER": "1"} バックグラウンドの確認が止まる。claude update と claude install は使える
手動更新も含めてすべて止める DISABLE_UPDATES すべての更新経路が止まる。自社の経路で配布する場合に使う
起動できるバージョンの範囲を決める(管理設定) requiredMinimumVersion
requiredMaximumVersion
範囲外のバージョンでは起動しない

リリースチャンネルを切り替える

/config を開いて「Auto-update channel」を選ぶか、settings.json に次のように書きます。

{
  "autoUpdatesChannel": "stable"
}

既定は latest で、新機能が公開と同時に届きます。stable は通常約1週間前のバージョンで、大きな不具合があったリリースは飛ばされます。Homebrewはこの設定ではなく、caskの名前でチャンネルが決まります。

/config で latest から stable に切り替えると、いまのバージョンにとどまるか、古いバージョンに下げるかを選ぶ画面が出ます。とどまるほうを選ぶと、そのバージョンが minimumVersion に設定されます。

自動更新を止める

{
  "env": {
    "DISABLE_AUTOUPDATER": "1"
  }
}

設定が効いているかは claude doctor で確認できます。「Auto-updates」の行が disabled (set by env: DISABLE_AUTOUPDATER) になっていれば有効です。自動更新を止めると、セキュリティ修正も自動では入らなくなります。止める場合は、手動で更新する日を決めておくと安全です。

組織でバージョンをそろえる

管理設定(managed settings)で autoUpdatesChannel を指定すると、組織全体で同じチャンネルを使えます。管理設定の minimumVersion は、利用者やプロジェクトの設定では上書きできません。requiredMinimumVersion と requiredMaximumVersion は2026年6月4日公開の2.1.163で追加された管理設定で、範囲外のバージョンでは起動せず、承認されたバージョンへ案内します。settings.json の書き方はClaude Codeの設定を解説した記事を参照してください。

出典: セットアップ(公式ドキュメント)、公式changelog


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2026年の主な変更点【時系列の一覧表】

2026年1月から9月までの主な変更を、公式changelogと週次のWhat’s newから抜き出しました。バージョン番号と日付は公式changelogの表示に合わせています。週次のまとめだけに載っている項目は、対象の週を記載しています。

1月〜3月

日付 バージョン 主な変更
1月7日 2.1.0 スキルのホットリロード、応答言語を指定する language 設定、Shift+Enterでの改行がiTerm2・WezTerm・Ghostty・Kittyで設定なしに動作、/teleport の追加
1月9日 2.1.2 WinGetでのインストールに対応
1月21日 2.1.15 npmでインストールしている利用者に、公式インストーラーへの移行を案内する通知を追加
2月5日 2.1.32 Claude Opus 4.6に対応。エージェントチーム(リサーチプレビュー)を追加
2月7日 2.1.36 Opus 4.6で高速モードが利用可能に
2月17日 2.1.45 Claude Sonnet 4.6に対応
2月24日 2.1.51 claude remote-control コマンドを追加(Remote Control)
2月26日 2.1.59 自動メモリ(auto-memory)を追加。/memory で管理
3月5日 2.1.69 音声入力の対応言語が20言語に拡大
3月7日 2.1.71 /loop コマンドを追加(一定間隔での繰り返し実行)
3月13日 2.1.75 Max・Team・EnterpriseでOpus 4.6の100万トークンのコンテキストが既定に
3月23〜27日の週 2.1.83〜2.1.85 auto mode(リサーチプレビュー)、デスクトップアプリでのコンピューター操作、Windows向けPowerShellツール(プレビュー)

4月〜6月

日付 バージョン 主な変更
3月30日〜4月3日の週 2.1.86〜2.1.91 CLIでのコンピューター操作(リサーチプレビュー)
4月9日 2.1.98 Monitorツールを追加(バックグラウンドのスクリプトの出力を会話に取り込む)
4月16日 2.1.111 Claude Opus 4.7と xhigh の思考レベル、/ultrareview を追加
4月13〜17日の週 2.1.105〜2.1.113 CLIがネイティブバイナリに移行(npmパッケージも同じバイナリを導入)。Web版にRoutinesを追加
4月23日 2.1.118 すべての更新経路を止める DISABLE_UPDATES を追加
4月28日 2.1.120 WindowsでGit for Windowsが必須でなくなる(無い場合はPowerShellを使用)
5月6日 2.1.129 Homebrew・WinGetの自動更新を有効にする CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE を追加
5月11日 2.1.139 エージェントビュー(リサーチプレビュー、claude agents)と /goal を追加
5月21日 2.1.147 /simplify を /code-review に改称し、不具合の検出に対応
5月18〜22日の週 2.1.143〜2.1.149 auto modeがProプランとSonnet 4.6に対応。/usage に利用量の内訳を表示
5月28日 2.1.154 Claude Opus 4.8に対応。動的ワークフロー(多数のエージェントの並行実行)を追加
6月4日 2.1.163 起動できるバージョンの範囲を指定する管理設定(requiredMinimumVersion・requiredMaximumVersion)を追加
6月8日 2.1.169 /cd コマンドと、カスタマイズを無効にして起動する –safe-mode を追加
6月9日 2.1.170 Claude Fable 5に対応
6月15〜19日の週 2.1.178〜2.1.183 Artifacts(共有できるページの公開)がTeam・Enterpriseでベータ提供
6月30日 2.1.197 Claude Sonnet 5が既定のモデルに(Pro・Team Standard・Enterpriseの席)

7月〜9月

日付 バージョン 主な変更
7月1日 2.1.198 Claude in Chromeが一般提供に。サブエージェントが既定でバックグラウンド実行に。npmパッケージの要件がNode.js 22以上に
7月6〜10日の週 2.1.202〜2.1.206 /doctor がセットアップ全体の診断と修正に対応。デスクトップアプリに内蔵ブラウザを追加
7月14日 2.1.208 スクリーンリーダーモードを追加
7月24日 2.1.219 Claude Opus 5が既定のOpusモデルに
8月7日 2.1.224 セルフホスト環境(claude self-hosted-runner)を追加。Team・Enterprise向け
8月13日 2.1.232 サブエージェントのフォークが既定で有効に
8月14日〜 — Pro・Max・Teamの新規セッションで、auto modeが既定の権限モードに(8月3〜7日の週に告知)
8月25日 2.1.243 インストールと自動更新のダウンロードを圧縮(Linux x64で約340MBから約75MBに)
8月27日 2.1.248 コマンド実行系のツールと利用者の設定を外して起動する –restricted を追加
9月1日 2.1.257 Claude Fable 5.1に対応(既定のFableモデル)
9月11日 2.1.269 プラグインの評価を実行する claude plugin eval を追加
9月18日 2.1.277 AGENTS.mdに対応(CLAUDE.mdが無いプロジェクトではAGENTS.mdを読み込む)
9月22日 2.1.280 Claude Opus 5.5が既定のOpusモデルに
9月25日 2.1.283 利用できるモデルを厳密に制限する管理設定(availableModelsMatch・deniedModels)、/doctor prompt-audit を追加
9月28日 2.1.284 Claude Sonnet 5.5に対応(既定のSonnetモデル)
9月29日 2.1.285 claude –desktop コマンドと CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH 環境変数を追加
9月30日 2.1.286 パーミッションプロンプトに複数リクエストの件数表示を追加。確認日時点の最新

出典: 公式changelog、What’s new(公式の週次まとめ)、GitHubのCHANGELOG.md

リサーチプレビューやベータと書かれた機能は、提供範囲や仕様が変わる場合があります。プランによって使えない機能もあるため、導入前に公式ドキュメントで対象プランを確認してください。7月24日公開の2.1.219については、Claude Code 2.1.219の変更点を企業向けに整理した記事で詳しく扱っています。

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企業が特に注目すべきアップデート5選

2026年の変更のうち、社内でClaude Codeを管理する立場の方に影響が大きいものを5つ選びました。いずれも、利用者任せにせず組織として設定を決めておく対象です。

① 起動できるバージョンの範囲を組織で指定できる

2026年6月4日公開の2.1.163で、管理設定に requiredMinimumVersion と requiredMaximumVersion が追加されました。範囲外のバージョンでは起動せず、承認されたバージョンへ案内します。4月23日公開の2.1.118で追加された DISABLE_UPDATES とあわせると、検証済みのバージョンだけを社内で使う運用ができます。

② auto modeが新規セッションの既定に

2026年8月14日から、Pro・Max・Teamプランの新規セッションでは、auto modeが既定の権限モードになりました。auto modeは、操作の許可を求める確認を分類器が代わりに判断する仕組みです。安全な操作はそのまま実行され、破壊的な操作や不審な操作は止められます。

利用者が自分で既定のモードを設定していた場合は、切り替えの確認に同意しない限りそのまま残ります。組織が管理している既定値は変わりません。社内の方針と合っているかはauto modeの標準化と企業の対応をまとめた記事で確認できます。

③ 既定のモデルが切り替わり、使えるモデルを制限できる

2026年は既定のモデルが何度も切り替わっています。6月30日公開の2.1.197で、Sonnet 5がPro・Team Standard・Enterpriseの既定モデルになりました。既定のOpusモデルは7月24日公開の2.1.219でOpus 5、9月22日公開の2.1.280でOpus 5.5に変わっています。公式ドキュメントによると、この2.1.280からはPro・Team Standardを含む全プラン・Anthropic APIで既定モデルがOpus 5.5に統一されました(それ以前はPro・Team StandardがSonnet、Max・Team Premium・Enterprise等がOpusと分かれていました)。さらに9月28日公開の2.1.284では、既定のSonnetモデルがSonnet 5.5になっています。モデルによって従量課金の単価や利用量の消費が異なるため、切り替わりの時期は把握しておく必要があります。

9月25日公開の2.1.283では、管理設定に availableModelsMatch と deniedModels が追加されました。availableModelsMatch を exact にすると、availableModels に書いたバージョンのモデルだけが許可され、新しいモデルは一覧に追加するまで使えません。出典: モデル設定(公式ドキュメント)

④ セルフホスト環境で自社のインフラ上で実行できる

2026年8月7日公開の2.1.224で、セルフホスト環境が追加されました。claude self-hosted-runner を使うと、Web・モバイル・デスクトップから開始したセッションを、自社が運用するマシンやコンテナで実行できます。対象はTeamプランとEnterpriseプランで、公式の週次まとめではパブリックベータとされています。

⑤ AGENTS.mdに対応

2026年9月18日公開の2.1.277で、AGENTS.mdに対応しました。CLAUDE.mdが無いプロジェクトでは、Claude CodeがAGENTS.mdを読み込みます。切り替えは /config の「Project instructions」で行います。9月23日公開の2.1.281で、Amazon Bedrock、Google Vertex AI、Microsoft Foundry、LLMゲートウェイ経由の利用にも対応しました。複数のAIコーディングツールを併用している組織では、指示ファイルを1つにまとめやすくなります。

出典: 公式changelog、What’s new Week 32(公式)

アップデートできないときの確認点

更新がうまくいかないときは、表示されたメッセージから原因を絞り込みます。公式のトラブルシューティングに載っている主な例を表にまとめます。

症状 原因 対処
claude update が「Checking for updates」の後で止まる 2.1.214より前のバージョンで、シェルの設定ファイル(~/.zshrc など)のパスがディレクトリになっている そのディレクトリを別の場所へ移す。または公式インストーラーを再実行して2.1.214以降にする
Windowsで更新の直後に 'claude' is not recognized と表示される 新しい claude.exe の配置に失敗し、バックアップだけが残っている %USERPROFILE%\.local\bin にある claude.exe.old.* の最新のものを claude.exe に戻す。無ければ公式インストーラーを再実行
npmで ENOTEMPTY のエラーが出る 古いパッケージのディレクトリを移動できなかった エラーに表示されたディレクトリと、隣にある .claude-code-* を削除してから再インストール
Homebrewで古いバージョンが入る、またはcaskが見つからない 手元のcaskの一覧が古い。または claude-code はstableに追従している brew update を実行。最新版が必要なら claude-code@latest を使う
更新の通知が出たのに、HomebrewやWinGetに新しいバージョンが無い パッケージマネージャーへの反映より先に通知が出る場合がある(公式が既知の問題として記載) 時間をおいてから再実行
更新したのにバージョンが変わらない 複数の方法でインストールした claude が混在している which -a claude で場所を確認し、使わないほうを削除

原因が分からない場合は、まず claude doctor を実行します。直近の更新の結果と、修正方法の候補が表示されます。

出典: インストールとログインのトラブルシューティング(公式ドキュメント)、セットアップ(公式ドキュメント)

最新情報を追う方法|公式の情報源

Claude Codeは数日おきに更新されるため、すべての変更を読む必要はありません。目的に合わせて、次の3つを使い分けます。

情報源 内容 向いている使い方
What’s new 週ごとの主な新機能を、使い方の例つきで紹介 週に1回、主な変更だけを確認する
公式changelog バージョンごとの追加・変更・修正の全件。GitHubのCHANGELOG.mdから生成 特定のバージョンで何が変わったかを調べる
GitHubのリリース バージョンごとのリリースノートと公開日時 最新バージョンの番号と公開日を確認する

社内で利用者が複数いる場合は、次の進め方にすると負担が小さくなります。

  1. 担当者を1人決める: 週に1回What’s newを確認し、社内に関係する変更だけを共有する
  2. 影響で分ける: 全員に関係する変更、開発チームだけに関係する変更、管理者の設定が必要な変更の3つに分ける
  3. チャンネルを決める: 安定性を優先する場合はstable、新機能を早く試す場合はlatestを選び、組織でそろえる

よくある質問

Q. Claude Codeをアップデートするコマンドは何ですか?

ターミナルで claude update を実行します。公式インストーラーで入れた場合はバックグラウンドで自動更新されるため、すぐに最新版へ上げたいときだけ実行すれば足ります。Homebrewは brew upgrade claude-code、WinGetは winget upgrade Anthropic.ClaudeCode、npmは npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest を使います。

Q. Claude Codeの最新バージョンはいくつですか?

2026年10月1日に公式のchangelogとGitHubのリリースを確認した時点で、最新は2.1.286(2026年9月30日公開)です。同じ日のnpmの配布タグでは、latestが2.1.286、stableが2.1.285でした。手元のバージョンは claude –version で確認できます。

Q. 自動更新を止めることはできますか?

できます。settings.json の env に DISABLE_AUTOUPDATER を “1” で設定すると、バックグラウンドの更新確認が止まります。この設定では claude update による手動更新は引き続き使えます。手動更新も含めてすべて止める場合は DISABLE_UPDATES を設定します。

Q. 特定のバージョンに固定したり、戻したりできますか?

公式インストーラーにバージョン番号を渡すと、そのバージョンを入れられます(例: curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s 2.1.89)。claude install にもバージョン番号や stable・latest を指定できます。インストール後の自動更新を止めたい場合は、DISABLE_AUTOUPDATER を設定します。

Q. 企業でバージョンをそろえるにはどうすればよいですか?

管理設定(managed settings)で autoUpdatesChannel を指定すると、組織全体のリリースチャンネルをそろえられます。minimumVersion は更新の下限を、requiredMinimumVersion と requiredMaximumVersion は起動を許可するバージョンの範囲を指定します。自社の経路で配布する場合は DISABLE_UPDATES で利用者側の更新を止めます。

Q. npmでインストールしたClaude Codeは使い続けられますか?

2026年10月1日時点の公式ドキュメントには、npmでのインストール手順が掲載されています。推奨は公式インストーラー(ネイティブインストール)です。v2.1.198以降のnpmパッケージはNode.js 22以上を要件としており、更新には npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest を使います。npm update -g は最新版に上がらない場合があるため、公式は避けるよう案内しています。

Q. Claude Codeのセキュリティ対策にはどんなものがありますか?

Claude Codeには、Manual modeでの権限確認とauto modeの分類器によるパーミッションシステム、ファイルシステム・ネットワークを分離するサンドボックス、プロンプトインジェクションへの複数のセーフガードが標準で組み込まれています。詳細な設定方法は公式ドキュメントのセキュリティガイドにまとまっています。アップデート・バージョン管理の観点からは、DISABLE_AUTOUPDATER・DISABLE_UPDATES・requiredMinimumVersion・requiredMaximumVersionなどの設定が関わります。

Q. 最新版に更新すればセキュリティ対策は十分ですか?

十分ではありません。更新は新しい安全機能や修正を取り込みますが、権限設定・サンドボックスの有効化・機密ファイルの除外・MCPサーバーの選定といった運用面の設定は別に行う必要があります。自動更新を止める場合は、セキュリティ修正が自動では入らなくなる点をふまえ、手動で更新する日を決めておくことをおすすめします。


まとめ

Claude Codeのアップデートは、公式インストーラーで入れていれば自動で行われ、手動では claude update で実行できます。

この記事のポイントをまとめます。

  • 更新コマンド: claude update。Homebrew・WinGet・apt・dnf・apk・npmは、それぞれの更新コマンドを使う
  • バージョン確認: claude --version。更新の状態は claude doctor
  • 最新バージョン: 2026年10月1日時点で2.1.286(latest)、2.1.285(stable)
  • 自動更新の設定: チャンネルは autoUpdatesChannel、停止は DISABLE_AUTOUPDATER、完全な停止は DISABLE_UPDATES
  • セキュリティ設定: 起動できるバージョンの範囲は requiredMinimumVersion/requiredMaximumVersion、制限付き起動は --restricted
  • 2026年の主な変更: auto modeの既定化、既定モデルの切り替わり、セルフホスト環境、AGENTS.md対応、バージョン範囲の管理設定

個人で使う場合は既定のまま自動更新に任せ、組織で使う場合はチャンネルとバージョンの範囲を管理設定で決めておくと、利用者ごとのバージョンの違いによる問い合わせを減らせます。


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この記事で参照した外部情報

  1. セットアップ(公式ドキュメント)code.claude.com
  2. デスクトップアプリ(公式ドキュメント)code.claude.com
  3. 公式changelogcode.claude.com
  4. GitHubのリリースgithub.com
  5. npmの配布タグnpmjs.com
  6. 公式ドキュメントのセキュリティガイドcode.claude.com
  7. CLIリファレンス(公式ドキュメント)code.claude.com
  8. What’s new(公式の週次まとめ)code.claude.com
  9. GitHubのCHANGELOG.mdgithub.com
  10. モデル設定(公式ドキュメント)code.claude.com
  11. What’s new Week 32(公式)code.claude.com
  12. インストールとログインのトラブルシューティング(公式ドキュメント)code.claude.com

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