公開日:
公式ドキュメント・公式発表などの一次情報を確認したうえで、株式会社Nexaが執筆・更新しています。AIツールの仕様や料金は変わることがあるため、導入判断の前に各公式サイトの最新情報もご確認ください。運営会社について
モコボイスのオンプレ版トライアルは、法人・団体が1台・1部署から端末内の音声AIを試せる有償キットで、料金や期間は個別案内です。
- 提供内容: 初期設定済みタブレット、AIモデル、周辺機器をまとめて提供します。
- 処理環境: 音声認識と議事録作成などを端末内で行い、ネット接続は不要です。
- 費用条件: 利用料・送料等がかかり、クラウド版の無料体験とは条件が異なります。
対象: 音声の外部送信に制約がある法人の情シス・DX担当者。
今日やること: 試す業務と音声を選び、料金・期間・返却条件の質問をまとめる
モコボイスのオンプレ版を、タブレットで小規模に試せる有償トライアルが始まりました。mocomoco株式会社が2026年10月8日に発表し、同月から法人・団体向けに提供するものです。料金と期間は一律ではなく、個別に案内されます。
外部クラウドへ会議音声を送れない企業には、導入前の評価手段になります。ただし、オフラインで動くことと、自社の管理要件を満たすことは別です。以下は発表者のプレスリリースと公式案内を基にした導入判断の整理で、実機レビューではありません。
確認日:2026年10月12日に公式ページで確認。
モコボイスのオンプレ版トライアルを早見表で確認
対象は法人・団体です。全社契約を前提にせず、1台・1部署から検証できます。発表で案内された条件は次のとおりです。
| 項目 | 公表された内容 |
|---|---|
| 提供開始 | 2026年10月 |
| 対象・規模 | 法人・団体、1台・1部署から |
| 費用 | 有償。利用料・送料等が必要 |
| 料金・期間・提供内容 | 業務内容や利用環境、要望を踏まえ個別案内 |
| キット | AIモデル、初期設定済み専用タブレット、周辺機器 |
| 主な用途 | 文字起こし、議事録作成、記録を参照したAI分析 |
| 音声の入力 | 会議マイクとの連携、外部機器で録音した音声ファイルの取込 |
出典:mocomocoの提供開始発表。
専用のトライアル・相談案内では、内容と期間を聞いたうえで見積もりを案内するとしています。フォーム送信だけで有償申込みが確定するわけではありません。在庫によって開始時期が前後する場合もあるため、社内の評価日程を先に固定しないほうがよいでしょう。
なお、製品サイトにあるクラウド版の「14日間無料」とは別の条件です。無料体験の日数や料金を、今回のオンプレ版キットに当てはめないようにします。
端末内でできることと、導入判断への意味
オンプレミスは、自社で管理する環境内でシステムを動かす形態です。今回のキットでは、処理場所が専用タブレットになります。外部のクラウドに音声を送る方式とは、データの処理場所が異なります。
公式発表によると、音声認識AIとローカルLLMが役割を分担します。ローカルLLMは、文章の理解や生成を行う大規模言語モデルを手元の端末で動かすものです。音声の文字起こしに加え、議事録作成やRAG分析まで端末内で行うとしています。
RAGは、記録などを検索・参照して回答を作る仕組みです。議事録を短くまとめるだけでなく、記録に質問して必要な内容を取り出す用途を想定できます。ただし、回答の正確さは別途評価が必要です。
Nexaは今回の提供形態を、機器やAI環境を自社で一から用意する前に、業務との相性を確認するための選択肢と捉えています。発表では、試用後の端末構成や追加学習なども個別相談の対象です。トライアルの機能や費用に、本導入のカスタマイズまで含まれるとは限りません。
図1: 通常利用時の音声AI処理を端末内に収める構成です。
オフラインでも確認が必要な運用条件
通常利用時の外部クラウドへの非送信は、公式FAQでも案内されています。一方、それだけで端末紛失や無断閲覧まで防げるとは判断できません。
以下はNexa独自の導入確認項目です。製品に搭載済みの機能一覧ではなく、提供元への質問と社内ルールの整理に使うものです。
| 確認対象 | 提供元・社内で確かめること |
|---|---|
| 端末の保管 | 持出し可能な人、保管場所、紛失時の対応を決められるか |
| 閲覧と認証 | 共有端末で誰が記録を見られるか。必要なアクセス制御を実現できるか |
| データの持出し | 出力方法と保存先は何か。音声や議事録を社外へ出す際の確認者は誰か |
| 返却時の消去 | 音声、文字起こし、分析用データを誰がどこまで消すか。完了をどう確認するか |
| 更新と保守 | 更新・故障対応で通信や端末回収が必要か。データを残したまま預けることがあるか |
今回確認した資料だけでは、キットの暗号化方式や詳細な認証仕様、OS・端末スペックまでは確定できません。「オフラインだから情報漏洩はゼロ」とせず、自社で必要な管理条件を満たすか確認します。
図2: オフラインで動くことと、社内の管理要件を満たすことは別に確認します。
AI導入に関するお困りごとは、株式会社NexaのAI顧問がサポートします。「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談いただけます。
有償トライアルで確かめる評価項目
試用の目的は、自社の音声から業務で使える記録を作れるか確かめることです。以下はNexaが提案する評価計画であり、製品の画面操作手順ではありません。
まず、利用許可を確認した評価用音声と、比較用の正しい記録を用意します。機密音声をいきなり使わず、社内承認済みの素材から始めます。会議室と雑音の多い現場は分け、録音機器、参加人数、使用モデルなどの条件を記録してください。
| 評価対象 | 確かめる内容 |
|---|---|
| 文字起こし | 社内用語、氏名、数値、否定表現の誤りを原音と照合する |
| 議事録 | 決定事項、担当者、期限の抜けや、発言にない内容の追加がないか見る |
| 記録への質問 | 答えがある質問と、音声に答えがない質問を分けて試す |
| 業務全体の工数 | 録音準備、取込、処理待ち、修正、共有まで含めて比較する |
例えば、文字起こしの修正が少なくても、議事録の担当者や期限を毎回確認し直すなら、その時間も評価対象です。文章の読みやすさだけでなく、最終確認を終えるまでの負担を見ます。
公式製品ページの性能比較には、クラウド版のデータであるとの注記があります。その数値をオンプレ版の性能として扱わず、見積もり時に対象モデルと端末構成を確認し、同じ条件で評価する方針を決めます。
図3: Nexaの評価案では、精度だけでなく準備から共有までの運用負担を比べます。
よくある質問
Q. モコボイスのオンプレ版は無料で試せますか?
今回のキットは有償です。利用料・送料等がかかり、金額や期間は個別案内となります。クラウド版の無料体験とは別条件です。根拠は専用案内です。
Q. 何台から試せますか?
法人・団体が1台・1部署から検証できます。提供開始発表に記載されています。複数拠点への展開は、本導入の条件として別途相談します。
Q. ネット接続は必要ですか?
公式FAQでは、通常利用時は外部クラウドへ音声や文字起こし結果を送信せず、接続なしで文字起こし・議事録作成ができるとしています。更新や保守時の条件は別途確認してください。
Q. 希望する業界モデルを必ず試せますか?
公式FAQは、一部モデルで有償トライアルが可能としています。全モデルを試せるとは案内されていないため、対象業務と必要な専門用語を伝えて確認します。
Q. フォームを送るだけで有償申込みが確定しますか?
確定しません。専用案内では、キットの内容と期間を聞いたうえで見積もりを案内するとしています。開始時期は在庫状況にも左右されます。
まとめ:対象業務と確認事項をそろえて相談する
モコボイスのオンプレ版トライアルは、法人・団体が小規模に端末内の音声AIを評価するための有償キットです。料金や期間が個別案内だからこそ、相談前に試す業務と音声、必要なモデルを整理しておくとよいでしょう。
Nexaとしては、文字起こし精度だけでなく、議事録の確認工数とデータ管理を一緒に評価することを提案します。返却時の消去や保守の条件も質問に加え、継続利用に必要な費用と運用負担まで判断してください。
AI導入に関するお困りごとをサポートします
株式会社NexaのAI顧問は、ツール選定から業務への適用、社内定着までを月額制でサポートします。特定のツールに限らず、「AIをどう使えばいいか分からない」という段階からご相談いただけます。
\ AI活用の「次の一手」を一緒に考えませんか /
AI顧問の無料相談はこちら出典・参考情報
この記事で参照した外部情報
- 発表者のプレスリリースprtimes.jp
- 専用のトライアル・相談案内products.mocomoco.ai
- 製品サイトproducts.mocomoco.ai
本文中でリンクしている外部ページの一覧です(自動生成)。最終確認日は本記事の最終更新日 2026-10-12 で、リンク先の内容はその後変わることがあります。
AI導入を検討中の方へ









