Claude Codeでパワーポイント・スライドを自動生成する方法|Manus AI連携で資料作成を半日から2時間に

Claude CodeとManus AIでパワーポイントスライドを自動生成するイメージ画像

Claude CodeとManus AIを組み合わせると、mdファイルを渡すだけでPowerPointスライドを自動生成でき、資料作成の工数を最大75%削減できます。

  • 要点1: Claude Codeがスライドのmd原稿を生成し、Manus AIがPPTX化するという役割分担が最も効率的
  • 要点2: コード不要のManus AI連携と、テンプレート活用のpython-pptxの2つのアプローチがある
  • 要点3: ある事業者はAI個別指導の2時間講義資料(40枚)を従来の半日から2時間で準備できるようになった

対象: 資料作成の工数削減を目指す経営者・管理職・DX推進担当者

今日やること: Claude Codeでスライド1本分のmd原稿を作成し、Manus AIに渡してみる

この記事の著者
川島陸

株式会社Nexa 代表取締役川島 陸

一橋大学経済学部卒業後、フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧 株式会社クニエ)にて法人向けAI導入支援等を経験。独立後、AI系メディア運営やDify/n8nの導入支援を経て、株式会社Nexaを創業。法人向けAI研修・AI導入支援・AI関連メディア運営を手掛ける。

PowerPointのスライド資料作成に、毎回数時間を費やしていませんか。

Claude CodeにmdファイルやアウトラインをManus AI経由で渡すだけで、本番品質のPowerPointスライドを自動生成できます。プログラミングの知識は必要ありません。

ある事業者がAI個別指導事業の2時間講義資料(40枚のスライド)を準備する際、かつては1日がかりだった作業をClaude Code活用によって2時間に短縮しました。この記事では、その実践的な手順を具体的に解説します。

Claude Codeでスライドを自動生成する2つのアプローチ

Claude Codeを使ってPowerPointスライドを自動生成するには、大きく分けて2つのアプローチがあります。どちらを選ぶかは、プログラミングスキルと優先したい用途によって異なります。

アプローチ①:Manus AIでmdファイルをPPTXに変換する(推奨)

非エンジニアにはこちらがおすすめです。

Manus AIは、テキストやmdファイルを渡すだけでデザイン込みのPowerPointスライドを自動生成できるAIエージェントです。構成・デザイン・文字配置を自動で最適化してくれるため、デザインスキルがなくても見栄えの良い資料を作成できます。

特徴 内容
コード不要 mdファイルをアップロードするだけ
デザイン自動化 テンプレートが自動適用される
カスタマイズ 自社PPTXテンプレートのアップロードにも対応
出力形式 PPTXファイルとして直接ダウンロード可能

Claude Codeがコンテンツ(md原稿)の生成を担い、Manus AIがビジュアル化(PPTX化)を担うという役割分担が、最も効率的なワークフローです。

アプローチ②:python-pptxでテンプレートに流し込む

既存の会社テンプレートを厳守したい場合はこちらが向いています。

python-pptxは、Pythonコードでパワーポイントファイルを操作するライブラリです。Claude Codeに指示を出すと、既存の.pptxテンプレートを読み込んで、テキストやデータを差し替えるスクリプトを自動生成してくれます。

ただし、スクリプトの実行や微調整にある程度の技術的理解が必要なため、本記事ではアプローチ①のManus AI連携を中心に解説します。

【実践】Claude Code × Manus AIでスライドを作る手順

実際にある事業者がAI個別指導の講義スライドを作成した事例を元に、具体的な手順を解説します。この事例では、GASとSlack連携をテーマにした2時間講義(受講者は非エンジニア)のスライドを作成しました。

ステップ1:Claude Codeでスライドのmd原稿を作成する

まず、Claude Codeに「スライドのmd原稿を作成して」と指示します。この際、以下の情報を一緒に伝えると精度が上がります。

  • テーマ(例:「GASのトリガーとAPI連携、Slack通知の実装」)
  • 対象者(例:「非エンジニアのビジネスパーソン」)
  • スライド枚数の目安(例:「30〜40枚程度」)
  • 参考にする情報(例:既存の講義ノート、ドキュメント)

Claude Codeは指示を受けると、以下のような構成でmdファイルを自動生成します。

## スライド1:タイトル今日学ぶこと:GAS × API × Slack連携## スライド2:前回の振り返り...## スライド5:APIとは何か(レストランの注文の例えを使った解説)...

この段階で重要なのは、Claude Codeとの対話によって内容を磨いていけることです。

実際の事例では、初稿の30枚を受け取った後、「Slack連携の手順をより詳しく」「OpenAI APIの費用概算スライドを追加して」という追加指示を出し、最終的に40枚の充実したスライドに仕上げました。このイテレーションがすべてチャット形式で完結します。

ポイントClaude Codeは過去のやり取りの文脈を保持しています。「5枚目のAPIの説明をもっとわかりやすく」「費用の表を追加して」という形で、部分的な修正指示を出すだけで対応してもらえます。

ステップ2:Manus APIにmdファイルを送信する

md原稿が完成したら、Manus AIのAPIを経由してスライド生成タスクを作成します。

Claude Codeが使っているManus連携スキルでは、以下の処理が自動で行われます。

  1. ローカルのmdファイルをManus APIにアタッチメントとして送信
  2. 「このmdファイルの内容に従ってスライドを作成してください」というプロンプトを添えてタスク作成
  3. タスクIDを受け取って、処理完了を待機
## タスク作成成功!タスクID: 2V3dqcBAuFJzgJtKufFAAfタスクURL: https://manus.im/app/2V3dqcBAuFJzgJtKufFAAf

タスクURLをブラウザで開くと、Manusがスライドをリアルタイムで構築していく様子を確認できます。

APIキーの管理について

Manus APIのAPIキーは、macOSのKeychainに登録しておくと安全です。Claude Codeのスキルからは security find-generic-password -s MANUS_API_KEY コマンドで自動取得できます。毎回APIキーを直接指定する必要がなくなるため、セキュリティリスクを抑えつつ、スムーズにAPIを活用できます。

ステップ3:タスク完了を確認してPPTXをダウンロードする

Manus AIのスライド生成には通常5〜15分程度かかります。ブラウザでタスクURLにアクセスすると、完成したスライドのプレビューを確認できます。

問題なければ、PPTXファイルをダウンロードして完了です。ダウンロードしたファイルはPowerPointやKeynoteで直接開けます。


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Claude Codeでmd原稿を効率よく作るコツ

Manus AIに渡すmd原稿の品質が、最終的なスライドの完成度に直結します。Claude Codeを使って高品質な原稿を作るためのポイントを解説します。

初稿生成のプロンプト設計

md原稿を依頼する際の指示が曖昧だと、汎用的な内容になりがちです。以下の要素を明確に伝えることで、実用的な原稿が得られます。

要素 具体的な指定例
対象者のレベル 「非エンジニアで、プログラミング経験ゼロ」
達成目標 「受講後に自分でGASを書いてSlackに通知を送れるようになる」
時間 「2時間講義。ワーク時間20分を含む」
スタイル 「例え話を多用してわかりやすく」

また、参考にしたいドキュメントや既存のスライドをファイルとして添付すると、内容の一貫性が保てます。実際の事例では既存の第1週の講義スライドをClaude Codeに読み込ませ、「同じフォーマットで第2週を作って」と指示することで、構成のフォーマットを統一しました。

フィードバックで内容を改善する方法

初稿は必ず改善が入ります。Claude Codeとのやり取りで実際に行った改善の例を紹介します。

ユーザーの追加指示の例:

「Slackと連携して、GASからSlackにニュース要約を送るというシナリオに変更したい。APIとは何かを非エンジニアにもわかるように丁寧に説明するパートを追加して。OpenAI APIの費用概算も入れてほしい。」

Claude Codeの対応:– APIをレストランの注文に例えた説明を追加(スライド5〜14に新規10枚)- Slack Webhookの設定手順(スライドを5枚追加)- OpenAI GPT APIの費用概算表(毎日10記事の要約で月約80円)を追加

このように、一度の追加指示で複数の変更を同時に反映してもらえます。結果として、30枚から40枚に増量しつつ、内容の完成度も大幅に向上しました。

ポイント「もっとわかりやすく」という抽象的な指示より、「APIの説明をレストランの例えを使って3枚のスライドで説明して」という具体的な指示の方が、期待通りの結果になりやすいです。

Manus AIでスライドを作る際のよくあるトラブルと対策

Manus APIを初めて使う際には、いくつかのつまずきポイントがあります。事前に把握しておくとスムーズです。

APIキーのKeychain管理方法

APIキーをコード内に直接書くのはセキュリティリスクがあります。macOSのKeychainを使った安全な管理方法を設定しておきましょう。

# KeychainにManus APIキーを登録するsecurity add-generic-password -s MANUS_API_KEY -a manus -w "your-api-key-here"# Claude Codeのスキルからの読み出し方security find-generic-password -s MANUS_API_KEY -w

一度登録しておけば、Claude Codeのスキルが自動的にキーを取得します。APIキーをチャットに貼り付ける必要がなくなるため、安全かつ手間いらずです。

locale設定エラーへの対処法

Manus APIにリクエストを送る際、locale: "ja-JP" を指定するとAPIが拒否するケースがあります。その場合は、localeパラメーターを省略してリクエストを送ると解決します。

// NG: エラーが発生するケース{  "task": "スライドを作成してください",  "locale": "ja-JP"}// OK: locale省略で解決{  "task": "スライドを作成してください(日本語で)"}

日本語のコンテンツを生成したい場合は、タスク指示の文章を日本語で書くだけで十分です。

テンプレートを指定してブランドデザインを維持する方法

Manus AIには、自社のPPTXテンプレートをアップロードしてデザインを統一する機能があります。

  1. Manusのダッシュボードから「テンプレートをアップロード」を選択
  2. 自社ブランドガイドラインに沿った.pptxファイルをアップロード
  3. スライド生成時にそのテンプレートを選択

これにより、フォント・配色・ロゴの配置を自社基準に統一したまま、コンテンツだけをAIに任せることができます。

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よくある質問

Q. Claude Codeでパワーポイントを作るのにプログラミング知識は必要ですか?

Manus AI連携のアプローチであれば、プログラミング知識は不要です。Claude Codeへの指示はすべて日本語の自然言語で行います。「このテーマで30枚のスライドを作って」「5枚目の説明をもっとわかりやすくして」といった会話形式のやり取りだけでスライドが完成します。

Q. Manus AIは無料で使えますか?

Manus AIには無料プランがありますが、APIを通じた自動処理にはプレミアムプランが必要な場合があります。詳細はManus公式サイトでご確認ください。なお、スライド1本の生成コストは数十円程度に収まるケースが多く、コストパフォーマンスは高いツールです。

Q. スライドの枚数が多い場合でも自動生成できますか?

問題なく対応できます。実際の事例では40枚のスライドを一度に生成しています。ただし、枚数が増えるほどManus AIの処理時間が長くなります(40枚で10〜15分程度が目安)。大規模な資料は、セクションごとに分割して生成し、後から結合する方法も有効です。

Q. 既存のPowerPointテンプレートを使うことはできますか?

はい、Manus AIのテンプレートアップロード機能を使えば自社ブランドデザインを維持できます。また、python-pptxのアプローチであれば、既存テンプレートを直接読み込んでデータを差し替えることも可能です。

Q. 生成したスライドはどこまで編集できますか?

Manusから出力されたPPTXファイルは通常のPowerPointファイルと同様に扱えます。PowerPoint、Keynote、Google スライドなど、PPTXに対応したアプリケーションで自由に編集できます。

まとめ

Claude CodeとManus AIを組み合わせたスライド自動生成の要点を振り返ります。

  • 役割分担が重要: Claude CodeはMd原稿生成、Manus AIはPPTX化というそれぞれの強みを活かす
  • コード不要で始められる: Manus AI連携であればプログラミング知識は一切不要
  • フィードバックで磨ける: Claude Codeとの対話で内容をイテレーションし、初稿から完成度を高めていける
  • 工数を大幅に削減できる: ある事業者の事例では、2時間講義の40枚スライド準備が半日から2時間に短縮

スライド作成の手間を削減した時間を、コンテンツ内容の深化や受講者とのコミュニケーションに充てることができます。これはスライド作成に限らず、Claude Codeが業務全体にもたらす変化の一例です。

まず試してみるなら、Claude Codeに「5枚の自己紹介スライドのmd原稿を作って」と指示することから始めてみてください。


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