Difyの料金はいくら?4プランとAPI代を比較【2026年】

Dify 料金 plan comparison image

Dify Cloudの料金は、Sandboxが無料、Professionalが月59ドル、Teamが月159ドル、Enterpriseが個別見積もりです。

  • 年払い: Professionalは590ドル、Teamは1,590ドル。どちらも1ワークスペース単位です。
  • 主な上限: Professionalは3メンバーと50アプリ、Teamは50メンバーと200アプリです。
  • 総費用: Cloud利用料、生成AIモデル利用料、セルフホスト時のインフラと運用費に分けて考えます。
  • Message Credits: 対象モデルの試用枠であり、自社APIキーの利用分はモデル提供事業者から別途請求されます。
この記事の著者
株式会社Nexa 代表取締役川島 陸

一橋大学経済学部卒業後、フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧 株式会社クニエ)にて法人向けAI導入支援等を経験。独立後、AI系メディア運営やDify/n8nの導入支援を経て、株式会社Nexaを創業。法人向けAI研修・AI導入支援・AI関連メディア運営を手掛ける。

Difyの予算は、公式サイトに表示されたプラン料金だけでは決まりません。OpenAIやAnthropicなどのモデル利用料、セルフホストする場合のインフラ・保守費は別に整理する必要があります。

この記事では、Dify公式Pricingを2026年8月21日に確認した内容に基づき、Cloudの4プランとCommunityの費用を比較します。料金や仕様は変わる可能性があるため、契約時には公式サイトで最新情報を再確認してください。

Difyの仕組みから知りたい方は、Difyとは何かを解説した記事もご覧ください。

Difyの料金を一覧で比較

Dify Cloudには、Sandbox、Professional、Team、Enterpriseの4プランがあります。ProfessionalとTeamはユーザー単位ではなく、ワークスペース単位の課金です。

プラン 月払い 年払い メンバー アプリ Message Credits
Sandbox 無料 無料 1人 5個 200の無料枠
Professional 59ドル/ワークスペース/月 590ドル/ワークスペース/年 3人 50個 月5,000
Team 159ドル/ワークスペース/月 1,590ドル/ワークスペース/年 50人 200個 月10,000
Enterprise 個別見積もり 個別見積もり 個別 個別 個別

公式ページでは、ProfessionalとTeamの年払いを「17%節約」と案内しています。ただし、年払いは年間分を前提とする料金表示です。請求時期、更新、解約、返金、税の扱いは、申込画面と利用規約で確認してください。

容量とリクエスト上限

プラン Knowledge文書 ストレージ Knowledge request Trigger Events
Sandbox 50件 50MB 毎分10回 月3,000回
Professional 500件 5GB 毎分100回 月20,000回
Team 1,000件 20GB 毎分1,000回 無制限
Enterprise 個別 個別 個別 個別

SandboxのDify API rate limitは月5,000回です。公式PricingではProfessionalとTeamを「No Dify API Rate Limit」としていますが、モデル提供事業者や接続先サービスの制限までなくなるわけではありません。

Enterpriseは個別見積もりです。複数ワークスペースの管理、SSO、セキュリティ、サポートなどの要件がある企業は、必要な機能、利用規模、データの扱いを提示して見積もりと契約条件を確認します。

Difyの無料版は2種類ある

無料で始める選択肢には、Dify管理のCloudを使うSandboxと、自社環境で運用するCommunityがあります。「プラン価格が無料」と「運用費がゼロ」は同じではありません。

Sandboxは構築不要の無料プラン

Sandboxは、1人で5アプリまで作成できるCloudプランです。Knowledge文書は50件、ストレージは50MBで、画面操作や小規模な概念実証に向きます。

一方、共同編集やデータ量には上限があります。本番利用の判断では、メンバー数、文書量、実行回数に加え、情報管理、可用性、サポートの要件も確認してください。

Communityは自社で構築・運用する

Communityは、Difyのコードを自社で用意した環境に展開する選択肢です。導入方法は公式GitHubDocker向けREADMEで公開されています。

Difyのプラン料金が無料でも、サーバー、データベース、ストレージ、監視、バックアップ、更新、障害対応には費用や社内工数がかかります。外部の生成AIモデルを使えば、その利用料も必要です。

\ Claude Codeの導入、何から始めればいいかわかります /

法人様のAI導入に関するご相談はこちら

ProfessionalとTeamの違い

選定の中心は、月100ドルの差だけでなく、共同作業する人数と運用規模です。

比較項目 Professional Team
月払い 59ドル 159ドル
年払い 590ドル 1,590ドル
メンバー 3人 50人
アプリ 50個 200個
Knowledge文書 500件 1,000件
ストレージ 5GB 20GB
Knowledge request 毎分100回 毎分1,000回
Message Credits 月5,000 月10,000

Professionalは、3人以内の担当者が50アプリ・5GBの範囲で運用する場合の候補です。Teamは、4人以上で共同管理する場合や、複数部署で多数のアプリを扱う場合の候補になります。アプリのエンドユーザーと、ワークスペースに参加して編集・管理するメンバーは分けて数えましょう。

なお、Teamに変更しても、BYOKで使うモデルAPI料金が定額になるわけではありません。

Difyのプラン選定や概念実証の設計を整理したい場合は、NexaのAI導入相談をご利用ください。

Dify料金とは別にモデルAPI費用を考える

Message Creditsはモデルの試用枠

公式Pricingによると、Message CreditsはOpenAI、Anthropic、Gemini、xAI、DeepSeek、Tongyiなどの対象モデルを試すための枠です。モデルによって消費量が異なるため、1回の会話が常に1クレジットとは限りません。

Sandboxには200の無料枠、Professionalには月5,000、Teamには月10,000が設定されています。公式案内では、枠を使い切った後に自分のAPIキーへ切り替えられます。Message Creditsは初期検証には便利ですが、将来のモデル利用料を保証する定額プランではありません。

BYOKの利用分はモデル事業者から請求される

自社で取得したAPIキーをDifyに設定する方式は、一般にBYOKと呼ばれます。この利用分はDify Cloud料金とは別に、モデル提供事業者との契約に基づいて請求されます。

料金は、モデル、入力・出力トークン数、キャッシュなどで変わります。各社の最新料金表を確認し、次の手順で試算してください。

  1. アプリ1回あたりの平均入力・出力トークン数を実測する
  2. 月間実行回数を掛け、通常時と繁忙時を分けて見積もる
  3. 提供事業者側で利用上限や請求アラートを設定する
  4. Difyの実行ログと請求額を定期的に照合する

ChatGPT PlusなどのチャットサービスとOpenAI APIは別のサービスです。チャットサービスの月額契約だけで、DifyからOpenAI APIを無制限に使えるわけではありません。詳しくはOpenAI APIの料金と運用方法も参考にしてください。

\ 業務自動化のお悩み、プロが30分で整理します /

法人様のAI導入に関するご相談はこちら

セルフホストの総費用

セルフホストはサーバー代だけでなく、構築と継続運用を含む総保有コストでCloudと比較します。

費用・作業 Dify Cloud Communityのセルフホスト
Dify環境 プラン料金に応じて提供 プラン料金は無料
サーバー、DB、ストレージ サービス範囲内でDify側が管理 利用者が用意・管理
監視、バックアップ サービス範囲内 利用者が設計・運用
更新、障害対応 サービス範囲内 社内または委託先が対応
モデル利用料 Message Creditsまたは別途 原則として別途用意
ライセンス Cloudの契約条件を確認 Dify Open Source Licenseを確認

既存の運用基盤と専門人材があり、データ管理やネットワークを自社要件に合わせたい企業では、セルフホストが候補になります。運用人員を確保できない場合は、Cloudの方が総費用を抑えやすいこともあります。

Dify Open Source Licenseの追加条件

Communityの利用前には、公式LICENSEの最新版を確認してください。Dify Open Source LicenseはApache License 2.0を基礎としつつ、追加条件を定めています。

公式LICENSEには、Difyの書面による許可なくDifyのソースコードを使ってマルチテナント環境を運営する場合、商用ライセンスが必要である旨が記載されています。また、Difyのフロントエンドを使う場合、コンソールまたはアプリに表示されるロゴや著作権表示を削除・変更できないという条件があります。

商用利用が一律禁止されているわけではありません。ただし、自社内利用か外部提供か、複数テナントを扱うかで確認事項が変わります。該当性に不明点があれば、原文を確認したうえでDifyまたは法務の専門家に相談してください。本記事は法的助言ではありません。

自社に合うDifyプランの選び方

利用段階 選択肢の目安 主な確認点
個人学習 Sandbox 5アプリと無料枠で足りるか
概念実証 Sandbox/Professional 共同編集や実データ量が必要か
少人数の本番運用 Professional 3人、50アプリ、5GBで足りるか
部門横断 Team 50人、200アプリ、20GBで足りるか
全社利用 Team/Enterprise SSO、統制、サポートが必要か
自社管理環境 Community/Enterprise 運用体制とライセンス条件を満たすか

選定前に、次の5点を確認します。

  1. ワークスペースの編集・管理に参加する人数
  2. 本番で運用するアプリ数、文書数、ストレージ量
  3. 月間実行回数とピーク時のリクエスト数
  4. SSO、監査、権限、サポート、データ管理の要件
  5. セルフホストの場合は更新・脆弱性対応・障害復旧を続ける体制

概念実証では、回答品質だけでなく、処理時間、1回あたりのトークン量、人による修正工数を記録します。その実測値から、Cloud料金、モデル利用料、運用人件費を分けて予算化すると比較しやすくなります。

\ AI活用の「次の一手」を一緒に考えませんか /

法人様のAI導入に関するご相談はこちら

Difyの料金に関するよくある質問

Q. Difyは無料で使えますか?

Dify Cloudには無料のSandboxがあります。Communityもプラン料金は無料ですが、セルフホストに必要なインフラ、保守、モデル利用などの費用は利用者負担です。

Q. Difyの料金にOpenAIなどのAPI料金は含まれますか?

対象モデルを試せるMessage Creditsは各プランに設定されています。一方、自社のAPIキーを接続した利用分は、モデル提供事業者から別途請求されます。両者を分けて管理してください。

Q. ProfessionalとTeamの違いは何ですか?

主な違いは上限です。Professionalは3メンバー・50アプリで月59ドル、Teamは50メンバー・200アプリで月159ドルです。どちらも1ワークスペース単位の料金です。

Q. Teamは何人まで使えますか?

2026年8月21日に確認した公式Pricingでは50メンバーまでです。作成できるアプリは200個で、料金は月159ドルまたは年1,590ドルです。

Q. セルフホスト版は本当に無料ですか?

Communityのプラン料金は無料ですが、サーバー、データベース、監視、バックアップ、更新、障害対応、モデル利用には費用や工数が発生します。Cloudとの比較には総保有コストを使います。

Q. Difyは商用利用できますか?

商用利用が一律禁止されているわけではありませんが、Dify Open Source Licenseの追加条件が適用されます。特にマルチテナント運営とフロントエンドの表示に関する条件を、提供形態に照らして確認してください。

まとめ

Dify Cloudは、Sandboxが無料、Professionalが1ワークスペースあたり月59ドルまたは年590ドル、Teamが月159ドルまたは年1,590ドル、Enterpriseが個別見積もりです。Teamの上限は50メンバー・200アプリです。

予算は、Cloudの利用料、生成AIモデルの利用料、セルフホスト時のインフラ・運用費に分けてください。契約前には最新の公式料金、利用規約、ライセンス、税や更新条件も確認しましょう。

Difyを含むAI導入の費用対効果や運用設計を整理したい企業は、NexaのAI導入相談をご利用ください。

参考情報

いずれも2026年8月21日に確認しました。




無料ホワイトペーパー

Claude Code × Codex 最新機能比較 2026

2026年上半期の最新アップデートを公式情報ベースで比較。「自社はどちらを選ぶべきか」の判断軸をまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。

資料を無料ダウンロード →PDF 全9ページ

Claude Code × Codex 最新機能比較 2026 ホワイトペーパー表紙

AIの力で、ビジネスを次のステージへ

まずはお気軽にご相談ください。貴社に最適なAI活用プランをご提案します。

AIのプロに無料相談 30秒で日程調整完了