Claude Code 公式ドキュメント早引きガイド|よく使う機能を日本語で解説

Claude Code ドキュメントのイメージ画像

Claude Codeの公式ドキュメントはcode.claude.com/docsに集約されており、8つの主要セクションから機能別に参照できます。

  • 要点1: 公式ドキュメントは英語中心だが、Setup・Settings・CLAUDE.md等の主要セクションは構成が明確で日本語ユーザーも活用しやすい
  • 要点2: よく使う機能(コマンド・設定・CLAUDE.md・Hooks・MCP)はそれぞれ専用セクションに分かれており、目的別に参照可能
  • 要点3: 環境別(ターミナル/VS Code/Desktop/Web)にドキュメントが整理されており、自分の利用環境に合ったセクションを読むだけでよい

対象: Claude Codeを導入済みまたは導入検討中の経営者・DX推進担当者・開発者

今日やること: code.claude.com/docsを開き、自分の利用環境(ターミナル/VS Code/Desktop)に対応するセクションを確認する

Claude Codeの公式ドキュメントは英語が中心ですが、機能別に整理して参照すれば、日本語ユーザーでも効率よく必要な情報にアクセスできます。

「公式ドキュメントはどこにあるのか」「CLAUDE.mdには何を書けばいいのか」「HooksとMCPの違いは何か」——こうした疑問は、Claude Codeを使い始めた多くの方が抱きます。

この記事では、Claude Codeの公式ドキュメントを機能カテゴリ別に整理し、よく使う機能への参照先と日本語での解説をまとめました。辞書のように手元に置いてお使いください。

Claude Code公式ドキュメントの全体像

Claude Codeのドキュメントは、code.claude.com/docs にまとめられています。左サイドバーから機能別にセクションを選択でき、英語版が中心ですが一部の主要セクションは日本語版も提供されています。

ドキュメントの場所と日本語版の状況

種別 URL 対応言語
公式ドキュメント(英語) code.claude.com/docs 英語
公式ドキュメント(日本語) code.claude.com/docs/ja 日本語(主要セクション)
Claude API ドキュメント docs.anthropic.com 英語・日本語
リリースノート code.claude.com/changelog 英語

2026年3月時点で、Overview・Setup・CLAUDE.md等の主要セクションは日本語版が提供されています。詳細なAPI仕様や高度な設定については、英語版を参照する必要があります。

主要セクション一覧(早引き表)

以下の8セクションがドキュメントの骨格です。自分の目的に合ったセクションに直接アクセスしてください。

セクション 主な内容 こんなときに参照
Overview Claude Codeの全体像・利用環境 初めて触る前に読む
Setup インストール・認証・初期設定 環境を構築するとき
Settings settings.json・権限・環境変数 カスタマイズや権限設定
CLAUDE.md プロジェクトメモリファイルの仕様 AIへの指示を永続化したいとき
Hooks カスタムスクリプトの自動実行 ツール呼び出しに処理を追加したいとき
MCP 外部ツール統合(Model Context Protocol) 外部サービスとAIを連結したいとき
Commands スラッシュコマンド・CLIオプション コマンドを調べたいとき
Troubleshooting FAQ・エラー解決 動作に問題があるとき

ポイントドキュメントはバージョンアップのたびに更新されます。「最後に読んだのは半年前」という場合、特にHooks・MCPのセクションは仕様変更が多いため、改めて確認することをおすすめします。

【設定系】インストール・初期設定ドキュメントの早引き

参照セクション: Setup(code.claude.com/docs/setup)・Settings(code.claude.com/docs/settings)

インストール方法と認証手順

インストールはnpmで行います。Node.js 18以上が必要です。

# インストールnpm install -g @anthropic-ai/claude-code# 起動(初回起動時にブラウザで認証)claude

WindowsではWSL2(Windows Subsystem for Linux)環境での利用を推奨しています。macOSはHomebrewでのインストールも可能です。詳細はClaude Code 始め方ガイドをご参照ください。

settings.jsonで何が設定できるか

~/.claude/settings.json(グローバル設定)と.claude/settings.json(プロジェクト別設定)の2種類があります。

設定項目 キー 説明
デフォルトモデル defaultModel 使用するClaudeのモデルを指定
ツール許可 permissions.allow 実行を自動許可するツール一覧
ツール拒否 permissions.deny 実行を禁止するツール一覧
環境変数 env Claude実行時に渡す環境変数
テーマ theme UIテーマ(light/dark/auto)

パーミッション・環境変数の設定

企業環境では、セキュリティ上の理由から実行できるコマンドを制限することが重要です。permissions.denyに禁止コマンドを列挙することで、Claude Codeが意図しない操作を行うリスクを減らせます。

{  "permissions": {    "allow": ["Bash(npm:*)", "Bash(git status)", "Bash(git diff)"],    "deny": ["Bash(rm:*)", "Bash(curl:*)"]  }}

設定の詳細はClaude Code 設定完全ガイドで解説しています。

【記憶・文脈系】CLAUDE.mdドキュメントの早引き

参照セクション: CLAUDE.md(code.claude.com/docs/claude-md)

CLAUDE.mdとは何か

CLAUDE.mdは、Claude Codeに対してプロジェクトの文脈・ルール・役割を記憶させるための設定ファイルです。会話をまたいでAIへの指示を永続化できるため、毎回同じ説明を繰り返す手間がなくなります。

  • グローバル設定: ~/.claude/CLAUDE.md(全プロジェクト共通)
  • プロジェクト設定: プロジェクトルートの CLAUDE.md(プロジェクト固有)

何を書くべきか

公式ドキュメントでは以下の4カテゴリを推奨しています。

カテゴリ 書く内容
役割・スタイル AIに担わせる役割と文体 「日本語で回答する」「コメントも日本語で」
プロジェクト概要 技術スタック・構成 「Next.js + TypeScript + Prisma構成」
ルール 必ず守るべき制約 「本番DBへの直接操作禁止」
よく使うコマンド ビルド・テスト・デプロイコマンド npm run dev で開発サーバー起動

グローバル設定と個別プロジェクト設定の使い分け

グローバル設定には「言語設定(日本語で回答)」「個人の好み(コーディングスタイル等)」を書きます。プロジェクト設定には「このリポジトリ固有のルール」「技術スタック」「チーム固有の制約」を書くと、チームメンバー全員が共通のAI設定で作業できます。

CLAUDE.mdの詳細な書き方はCLAUDE.md完全ガイドをご参照ください。


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【拡張・連携系】HooksとMCPドキュメントの早引き

参照セクション: Hooks(code.claude.com/docs/hooks)・MCP(code.claude.com/docs/mcp)

Hooksとは何か

HooksはClaude Codeのツール実行ライフサイクルに処理を挿入する仕組みです。「ツールを呼び出す前後に特定のシェルスクリプトを実行する」といったカスタマイズが可能です。

主なHookのトリガー:

Hook名 タイミング 用途例
PreToolUse ツール実行直前 承認確認・ログ記録
PostToolUse ツール実行直後 結果の検証・通知送信
Notification Claude通知発生時 Slack/メール通知
Stop Claude応答終了時 完了時の自動処理

MCPとは何か

MCP(Model Context Protocol)はClaude Codeと外部ツール・データソースを接続するプロトコルです。MCPサーバーを経由することで、Google Drive・Jira・Slackなどの外部サービスをAIが直接操作できるようになります。

公式が提供する主なMCPサーバー:

  • filesystem: ローカルファイルシステムの操作
  • web-search: Web検索機能の追加
  • github: GitHubリポジトリの操作
  • slack: Slackチャンネルへの送受信

HooksとMCPの使い分け早見表

観点 Hooks MCP
役割 処理の挿入(前処理・後処理) 外部ツールとの連結
対象 Claude Codeのツール実行 外部サービス・データソース
設定場所 settings.json settings.json または専用設定
用途例 ログ記録・承認フロー Google Drive読み取り・DB操作

HooksとMCPの詳細はClaude Code Hooks完全ガイドClaude Code MCP連携ガイドをご参照ください。

【操作系】スラッシュコマンド・CLIコマンドの早引き

参照セクション: Commands(code.claude.com/docs/commands)

よく使うスラッシュコマンド一覧

Claude Codeとの対話中に使えるスラッシュコマンドです。

コマンド 動作 使いどころ
/help ヘルプの表示 使い方を忘れたとき
/clear 会話履歴のリセット 新しいタスクを始めるとき
/compact 会話を圧縮して継続 コンテキスト上限に近づいたとき
/model 使用モデルの切り替え Claude Opusに切り替えるとき等
/permissions 権限設定の確認・変更 セキュリティ設定を見るとき
/memory メモリ(CLAUDE.md)の管理 記憶の確認・追加
/plan 計画確認モードの切り替え 大きな変更前に計画を確認するとき
/status 現在の状態表示 モデル・使用量・設定の確認

CLIオプション(よく使うもの)

ターミナルからClaude Codeを起動する際のオプションです。

claude                          # 通常起動claude --model claude-opus-4-6  # モデルを指定して起動claude "タスクの説明"            # 非対話モード(ワンショット実行)claude --print "タスク"          # 出力のみ表示(パイプで使いやすい)claude -p "タスク"               # --printの短縮形

詳細なコマンドリファレンスはClaude Code CLI完全リファレンスにまとめています。

【環境別】ターミナル・VS Code・Desktop・Web版の機能差

Claude Codeは4つの環境で利用でき、環境によって参照すべきドキュメントが異なります。

環境 参照セクション 特徴
ターミナル(CLI) Setup + Commands フル機能。自動化・バッチ処理向け
VS Code拡張機能 VS Code Extension インラインdiff・Plan Mode・コードサジェスト
Desktop App Desktop App GUI操作。MCP・Projects機能
Web版(claude.ai) Web Version ブラウザのみ。ファイル操作に制限あり

ターミナル版(CLI)の参照先

最も高機能な環境で、HooksやMCP等すべての機能を利用できます。Setup → Settings → CLAUDE.md → Hooks → MCP の順にドキュメントを読み進めるのが効率的です。

VS Code統合の参照先

VS Code拡張機能には「インラインdiff表示」「Plan Mode(変更前の確認フロー)」「Inline Edit」等のGUI固有の機能があります。VS Code Extensionセクションで拡張機能のインストール手順と設定方法を確認してください。

Desktop App・Web版の参照先

Desktop AppはMCPサーバーの設定をGUIで行えるため、非エンジニアにとって扱いやすい環境です。Web版はブラウザのみで動作しますが、ローカルファイルへのアクセスに制限があります。

ポイント企業で複数メンバーがClaude Codeを使う場合、ターミナル版またはVS Code拡張機能が基本になります。Desktop Appは個人利用・検証用途として活用するケースが多いです。

よくある質問

Q. Claude Codeのドキュメントはどこにありますか?

code.claude.com/docs が公式ドキュメントです。日本語版は code.claude.com/docs/ja にあります(一部セクションのみ対応)。

Q. 日本語のドキュメントはありますか?

Overview・Setup・CLAUDE.md等の主要セクションは日本語版が提供されています。Hooks・MCPの詳細仕様や高度な設定については、英語版を参照してください。

Q. CLAUDE.mdには何を書けばいいですか?

「AIに守らせたいルール」「プロジェクトの技術スタック」「よく使うコマンド」を書くのが基本です。特に「日本語で回答する」「コメントも日本語で書く」といった言語設定はグローバルCLAUDE.mdに書いておくと便利です。

Q. MCPとhooksの違いは何ですか?

MCPは外部サービス(Google Drive・Jira等)をAIに接続するプロトコルです。一方、Hooksはツール実行のタイミングにシェルスクリプトを挿入する仕組みです。「外部ツールと連結したい」ならMCP、「ツール実行前後に処理を追加したい」ならHooksが適しています。

Q. コマンド一覧はどこで確認できますか?

ターミナルで claude --help を実行するとCLIオプション一覧が表示されます。セッション中に /help を入力するとスラッシュコマンド一覧が確認できます。公式ドキュメントのCommandsセクションも参照してください。

まとめ

Claude Codeの公式ドキュメントは code.claude.com/docs に集約されており、機能別に以下のセクションから参照できます。

  • Setup / Settings: インストール・設定・パーミッション
  • CLAUDE.md: AIへの指示の永続化・プロジェクト設定
  • Hooks: ツール実行への前処理・後処理の追加
  • MCP: 外部ツール・サービスとの統合
  • Commands: スラッシュコマンド・CLIオプション一覧

日本語ユーザーは「どのセクションを読めばよいか」がわかりにくいですが、この記事で整理した「機能別参照先」を起点にすることで、必要な情報に素早くアクセスできます。

まず最初の一歩として、自分の利用環境(ターミナル/VS Code/Desktop)に対応するドキュメントセクションを確認してみてください。


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この記事の監修者

川島陸

株式会社Nexa 代表取締役

川島 陸

一橋大学経済学部卒業後、フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧 株式会社クニエ)にて法人向けAI導入支援等を経験。独立後、AI系メディア運営やDify/n8nの導入支援を経て、株式会社Nexaを創業。法人向けAI研修・AI導入支援・AI関連メディア運営を手掛ける。

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